2004年03月23日発売
1巻
日本経済新聞に連載した水木しげるの「私の履歴書」に、青年向け劇画誌「ガロ」に掲載した「ゲゲゲの鬼太郎」第1話の復刻がついた『水木サンの幸福論』。「学校に行っても、趣味の方に忙しくて、授業中も教科書を開く暇もない」。 1年遅れて小学校に入学するも、勉強は大の苦手。ふだんは趣味の昆虫採集、絵描き、新聞の題字集めに精を出し、学校では0点を取りまくる――。 <p> 幼いころから好きなことだけに熱中する超マイペースぶりを発揮していた水木しげるが、40代にして売れっ子漫画家に、そして80を過ぎた現在でも現役を続ける自身の半生を振り返る。 <p> 「生まれたときから少し変人でありました」と自身も認める著者の奇人変人的幸福論がユーモラスに描かれた1冊。