諸星 大二郎(もろほし だいじろう、1949年7月6日 - )は、日本のSF・伝奇漫画家。 主に古史古伝に題材をとり、 異形の存在によって日常の価値観や世界観を転倒させるような作品を多数発表している。 また日常の不安を形にしたような寓意的な作品も得意とする。 作品にはクトゥルー神話の間接的影響も随所に見受けられる。 重い読後感を残す伝奇作品を描く一方で、『ど次元世界物語』など、 軽めの不条理めいたユーモア作品もデビュー当初より発表している。 また近作にはグロテスクさとユーモアが同居した 『栞と紙魚子』シリーズという少女漫画作品もある。 SF・伝奇漫画家の星野之宣と親交がある。