文庫版 MW2

手塚治虫

3.28

1134

発刊:1995.02.01 〜

既刊2巻

文庫版 MW2巻の表紙

1995年02月01日発売

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文庫版 MW(2)のあらすじストーリー紹介

本の内容

「MW」を全世界にばらまくため、次々と罪を重ねてゆく男と、それを阻止しようとする神父。愛し合いながらも、彼らは闘わねばならない。作者には珍しいピカレスク物が大迫力で描ききられる。

第2巻では、「MW」の黒幕である中田英覚を着々と追い詰める結城と、結城への愛情を断ち切り、結城の前に立ちはだかる賀来、そして衝撃の結末が描かれている。

16年前の「MW」事件を告白しようと、日本新聞社を訪ねた賀来。彼はそこで社会部記者の青畑に会い、一部始終をぶちまける。青畑は賀来に協力を約束し、沖ノ真船島で調査を行なった結果、「MW」は現在東京近くの駐留軍基地にあることを突き止める。それを知って愕然とする賀来だったが、そこに「結城が倒れた」との知らせが入り、彼は教会を飛び出して結城の勤める銀行へ向かう(第1話)。
結城は薬物中毒のような症状、すなわち「MW」の後遺症で倒れていた。結城は救急車で病院に運ばれ、賀来は病室の外で結城の容体を気遣うが、そこに政治家・中田英覚の娘が現われる。彼女は何と、すでに結城と婚約していたのだ。さらに、結城のマンションで暮らす谷口澄子も現われその場は大混乱に陥る。そのころ、「MW」の記事の草案を書き上げた青畑は賀来のもとに向かうが、その途中で見知らぬ男たちに襲われる(第2話)。

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