1巻
亀戸くんと銀子さんの二人は、付き合い始めてから今まで、プラトニックな関係を保ち続けてきた「清く正しく美しいカップル」だった。結婚を2日後に控えたある夜。披露宴の打ち合せをしていた二人はすっかり遅くなり、帰りの電車もなくなってしまった。「タクシーで帰るのはもったいないし、ホテルはスイートしか空いていない」という状況で、仕方なくラブホテルに泊まった二人。ここで、とうとうガマンしきれずに亀戸くんは、1年2か月の“禁”を破ってしまう。これまでずっと“アレ”をガマンしてきただけあって結ばれた時は、まさに天にも昇る快感を味わう。そして、二人が目を覚してみると……二人の体はそのままに互いの意識がは入れ替わってしまったのです!