第二次世界大戦中、ドイツ軍占領下のパリ。<br> キャバレーで踊っているルイーズは、ある日公園で死体を熱心に見つめる少年と出会う。<br> パンをあげるとアパートまでついて来てしまったため、行くあてのなさそうな少年と暮らしはじめる。<br> ある日、キャバレーの近くでテロがあり、逃げているうちに二人はレジスタンス活動をしているマルシャンと出会う。<br> 親仏派でレジスタンスに情報を流していたドイツ人・ロゴスキーがラウルと一緒にいるのを見たマルシャン。<br> ルイーズに惹かれる気持ちとラウルを疑う気持ちの両方で、<br> 二人のアパートに潜り込む。<br> こうして、三人の不思議な同居生活が始まった_<br> <br> 戦時下ながら平和で楽しい日々。<br> しかし、ルイーズの部屋に貼ってあったニューヨークの絵葉書が剥がれ落ち・・・<br> 宛先がベルリンであることがマルシャンに見られてしまう。<br> ルイーズはパリ娘ではなかったのだ。そこから三人の運命は少しずつ暗い方へと流れていく。<br>