R・W・C(リアル・ワールド・チャンピオンシップ)に、日本代表として出場中の花マル。大方の予想を覆し決勝トーナメントに進出した花マルは、2回戦で今大回の最年長選手であるイギリスのピーター・ランドルと対戦する。一進一退の名勝負が続くが、終盤、花マルは得意の背負い投げで技有りを奪った。そしてそのまま、最高の寝技「ラパイッチスペシャル」に入る。花マルの目の前では、ランドルの二人の息子・ショーンとドリーが、父へ必死の応援を続けていた。二人と親しくなっていた花マルは、「タップしてくれ」と願いつつ、涙ながらにランドルへの攻撃を続ける…。