マイコンブームを背景に、『ゲームセンターあらし』のすがやみつるが、オリジナルプログラムを組むことのできる少年・嵐ランの活躍を描く。つぎつぎと発売される新型マイコン。乱立するマイコンショップ。そして続々と登場するニューゲームによって、マイコンの世界は無法と混乱が支配するマイコン戦国時代を迎えつつあった。そんななか“マイコンハウスブラック”では、黒岩社長が「金など使わんでもゲームはそろえられる」と、第1回マイコン・ゲーム・プログラムコンテストの開催を企画。世界ゲームチャンピオン、石野あらしを特別審査員として、あらしを負かすプログラムの商品化を約束し、コンテストに応募されたプログラムとあらしを戦わせる。連戦連勝のあらしだったが、その裏では黒岩社長の腹黒い計画が実行されつつあった……。