4巻
「C計画」の標的になり御景家にさらわれた納涼。妖は初めて自分の意志でセレスになり、納涼を救い出すことに成功。自分の周りの人が次々と巻き込まれることに耐えられなくなった妖は、セレスの力を借りてでもC計画を食い止めることを心に誓う。そんな時、栃木県で謎の病原菌が発見された。ラジオでそのニュースを聞いていた雄飛の元へ突然見知らぬ小学生・千鳥が訪ねてくる。雄飛がセレスと空を飛んでいるのを見たという彼女は、謎の病気で苦しむ弟の願いをかなえてくれというのだ。ひょっとして御景家の新たな計画かもしれないとにらんだ妖たちだが、病院へ着いてみると、そこには医者になりすました十夜がいて…!?