2巻
御景家に災いをもたらす「天女」として、親戚一同から命を狙われる妖。母親にまで殺されそうになった時、妖の中から「セレス」と名乗る天女が現れた。御景一族を滅ぼし、羽衣を取り戻すというセレスの前に、御景家に雇われている謎の男・十夜(とおや)が現れる。十夜を殺そうとするセレスをなんとか止めようとする雄飛。雄飛がセレスにキスをしたとたん、セレスは妖の人格を取り戻した。セレスになった時の事を何も覚えていない妖は、自分が母親を殺そうとしたと聞いて大ショック。一方、事件以来ずっと、御景の本家にとらわれている明。何も知らされないことに不安を覚え、家を抜け出して妖のもとへ向かうのだが!?