マンガ好きが選ぶ読書記録&新刊通知サービス
ゆうきまさみ
3.78
1691
新刊通知
完結・全9巻
29件の評価
ゲームプロデューサー
4.6
思い出補正はあるかもしれない。それでも、自分のギャグセンスの礎になった作品であり、ゆうきまさみ先生で最初に思い出すのはこの作品。小学生の頃に見ていた、ドタバタ系ギャグ漫画のノリとは違い、ゆうきまさみ先生の独特のボケ、ツッコミ、間が炸裂するわけなのだけど、ギャグ漫画であるこの作品こそ、最もその技術が生かされているようにも思う。とぼけたロボットあ〜る君とそれを取り巻く愉快で応援したくなる仲間たちの学園系ギャグ漫画ですが、特に部室攻防戦の件が最高潮。とにかく、この作品以降、独特のテンポを活かした間が漫画に取り入られるようになったんじゃないか、という感覚を持つほど、当時僕に与えた影響は大きい傑作で、未読の人は是非、この空気に触れていただきたいですね。
うにたべたい
4.3
ゆうきまさみの伝説的ギャグ漫画。ある程度より上の年代の漫画好きは当然のように知っている作品だと思います。転校生のアンドロイド、R・田中一郎と個性的な光画部の面々が織りなす文化部日常系マンガ。文化部日常系では走りというべき作品で、学校行事があり、生徒会との闘いがあり、幽霊騒ぎや顧問の問題など、今ではテンプレート的ともいえる内容を、とんでもないやりかた(ゲリラのように部室で籠城、ロードバイクで新幹線に追いつくなど)で解決していきます。腹を抱えて笑える内容というわけではなく、まったりと読めます。ただ、当時のタレントや声優などのマニアックなネタが多く、楽しむためにはある程度の前知識のようなものが必要かもしれません。特撮好きな私としては、ニヤリとするネタが多かったです。内輪ネタだったり、絶対に誰も知らないであろうコアすぎるネタを織り込むこともあるので、全部わかるということはまずないかと。本作で有名な下山ダッシュはOVAで登場するエピソードで、本作中には登場しませんので、念のため。
塩犬
4.1
みんな可愛い。こういう文化系サークルみたいな話、今になっても憧れる。もっと小さい頃に読んでおきたかった。9巻という尺もスッキリしてて良い。
漫画を探す
話題のニュース