サラリーマン金太郎

本宮ひろ志

3.64

2743

発刊:1994.12.01 〜

完結・全30巻

『サラリーマン金太郎(1)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(2)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(3)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(4)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(5)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(6)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(7)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(8)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(9)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(10)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(11)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(12)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(13)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(14)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(15)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(16)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(17)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(18)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(19)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(20)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(21)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(22)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(23)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(24)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(25)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(26)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(27)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(28)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(29)』巻の書影
『サラリーマン金太郎(30)』巻の書影
うにたべたいさん、他1人が読んでいます

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この漫画のレビュー

一覧
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.64

74件の評価

4.7

30巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

『男一匹ガキ大将』や『俺の空』で著名な本宮ひろ志氏の代表作の一つ。
大手建設会社・ヤマト建設に中途入社した新入社員「矢島金太郎」を主人公にしたビジネスマンガです。

日本の企業戦士、社会の歯車であるサラリーマンを主人公に据えたマンガですが、同じようにサラリーマンを主役にした島耕作シリーズなどとは全く趣が異なっています。
まず、金太郎は、関東最大の暴走族集団『八州連合』の元総長で、結婚を機に妻の実家で漁師をやっていました。
妻は一人息子「竜太」の出産時に亡くなってしまっており、父一人子一人の生活でしたが、高知沖にて漂流中のヤマト建設会長「大和守之助」を救ったことがきっかけで、ヤマト建設に引き入れられたという異色の経歴の持ち主です。
スーツに赤ん坊を背負って初出社した金太郎は、大企業とはいえコネ入社ということもあり、庶務係見習いとして採用され、毎日ひたすら設計作図用の鉛筆を削らせられます。
一方社内では、創業者であるが引退した大和会長と、天下りをしてきてコネクションで会社を立て直した大島社長の派閥抗争が激化しており、会長の腹心である黒川専務は失脚に追い込まれる。
そんな折、金太郎はヤクザ相手に問題を起こし、金太郎を引き入れた会長の足を引っ張る形になってしまうという展開です。

金太郎の鍛え上げられた腕力と胆力、体力、そして金太郎の男っぷりに惹かれた仲間たちの活躍と、金太郎の常識破りな発想、行動力により、状況を打破していく展開となります。
時には言葉も通じないアフリカの砂漠の国に飛ばされ、時には、大量リストラを控えた最中に組合会長を引き受けるなど、ちょっと過ぎるくらい過酷な状況が次々と降りかかります。
アメリカに行けば訴えられ、立案した巨大プロジェクトは盗まれ、とにかく一回一回のトラブルが洒落にならないレベルです。
ただ、どんな困難に直面しても己を曲げることなく貫き通す金太郎の行動には、読んでいて恐れ入りました。
島耕作シリーズとは別方向で、しっかりサラリーマンしている作品だと思います。

殴る蹴る、ヤクザに仁義を通す、罵詈雑言に耐えるなど、今読むと時代に則さない場面もありますが、金太郎の行動力と人間的魅力は、現代人も見習うべきところがあると感じました。
ただ、仕事をお金を得るための手段という考えに縛られている方には、金太郎の行動は不快に映る可能性があります。
ある程度、エグゼクティブな思考を持つ方向けの作品かなと思いました。
また、ラストは次回作に続く形でぷっつりと終わります。
次回作『マネーウォーズ編』を続けて読まないとスッキリしない終わり方になっているので注意が必要ですね。

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