この漫画のレビュー

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2221件の評価

4.9

31巻まで読みました

言わずと知れたバスケットマンガの金字塔。
連載終了から20年以上の時が過ぎているにも関わらず、マンガの感想サイトでは上位をキープし続けているすごいやつです。
なお、本作の連載は「第一部 完」という扱いになっていて、続編について作者は気が向いたら描く旨の発言をしているそうです。

神奈川県立湘南高校に入学した赤い髪の不良少年:桜木花道が、一目惚れをした同級生の女の子:赤木晴子に高身長と身体能力の高さからバスケ部にスカウトされたことを皮切りに、バスケットの才能を開花させてゆくという話。
その後、能力値は高いが素行が悪いメンバーが集ってゆき、県内予選を勝ち進み、インターハイに出場、インターハイのトーナメントは全て描ききらずに唐突な感じで連載は終了します。
31巻という巻数はそこそこ長いイメージがありますが、一つ一つの試合の描写が丁寧で、かつ熱く、敵味方のキャラクター、各キャラの見せ場を描ききっているので、描かれた試合数でいうと意外に少ないです。
セリフよりも情景描写で魅せるシーンが多いこともあり、読んでいるとあっという間に感じます。

今は昔の漫画ですが古臭い感じは受けないです。
また、スラムダンクに関しては読んでいることがコモンセンス的に扱われるシーンもあるので、読んでおくに越したことはないという意味でもおすすめします。

紛うことなき名作。
必殺技や特殊能力に頼らない、等身大の高校生の正統派バスケ部漫画。能力者が跋扈している今の時代ではなかなか描けない作品だと思います。

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