岡沢六十四

倉橋ユウス

奴隷制度を公認する奴隷商人の国・ブルーバールム共和国。奴隷制度根絶のため、リューヤは個人でこの国家に戦争を仕掛ける。そしてそこで明らかになる真実とは？

14歳で一人だけスキルを得られず孤児仲間から見捨てられてリューヤ。５年に及ぶ地獄の特訓によりレベル800万に到達し、もはや敵なしとなった彼は憧れの冒険者となるべく、ギルドの門を叩くのだった……。

魔族の攻勢により壊滅に近い戦場にきたリューヤたち。人間では絶対勝てない爵位級の魔族相手に、“人間の”軍隊が勝つためにリューヤがとった秘策とは!?　そして勇者も登場し、情勢はますます混沌としていく。

魔族を倒し、救国の英雄となったリューヤ。次に挑むは冒険者ギルドA級試験。そこに待ち受ける罠と「スキルなし」に課される試練とは？　魔族よりも魔神霊よりもなによりも恐ろしいものはやはり人間だった……。

ダンジョン出口に待ち受ける罠。仲間を助ける為に突入するリューヤたち〈スキルなし〉。そして明らかになる陰謀は海の魔神霊を激怒させ、彼女の襲来と港町を壊滅させる攻撃を呼ぶ。単騎で迎撃するリューヤは……!?

A級冒険者に昇格し、故郷に錦を飾ったリューヤ。いっぽう評議員が参集してある議題を議論する冒険者ギルドに公爵級をはじめとする魔族３体が現れるのだった。

S級冒険者リューヤ誕生!!S級冒険者となり、未知の来客が増えたリューヤはある日、懐かしい友人との再会を果たす。思いもしない形での邂逅に思うところがあった彼は自らが育った孤児院を訪れ、袂を分かった仲間とも再会するのだった。

リューヤは奴隷制度を廃止した国の地下に巣くう悪に制裁を行うだけでなく、その先にある奴隷制度を維持する奴隷制度公認国家を打倒しない限り、奴隷制度はなくならないと気付くのだった。

敵は魔族をも操る！　だが、レベル800万は誰であれ正義を貫徹するっ!!奴隷制公認国家遠征から帰還したリューヤたち。母国で待ち受けるは、サミット開催。陰謀渦巻く国際政治の頂点の荒波のなか、リューヤが目指す世界とは？　そしてそれに対するヤツらの反応は？

教会との大戦を前に、魔法学院に派遣されたリューヤたち。彼らの前に現れたのはスキル全盛のこの世界で“魔法”を極めんとする優秀な学生たち。この魔法学院でリューヤたちはなにをみ、そしてなにが起こるのか？