14世紀初頭、アルプス地方。イタリアへと通じるザンクト=ゴットハルト峠には、非情な番人が守る関所があった。難攻不落をもって知られるその場所を、人々はこう呼んだ。ヴォルフスムント――“狼の口”と。 残酷な代官ヴォルフラムが守るこの関所を、様々な手段で攻略しようとする主人公たち。圧倒的な作画によって再現される中世人の生活様式や、鎧甲冑、鎖帷子、武器、兵器の数々……。そして、圧政者に立ち向かう市井の人々の身を賭したドラマをダイナミックに描き上げた叛乱アクション巨編が装いも新たにrevised editionとしてカバーを久慈光久が描きおろし、ふたたび刊行!
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久慈光久「狼の口~ヴォルフスムント~」カバー描き下ろしの新装版で登場