稲妻とロマンス5

みきもと凜

3.47

857

発刊:2021.06.11 〜

既刊6巻

稲妻とロマンス5巻の表紙
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稲妻とロマンス(5)のあらすじストーリー紹介

恋人同士になった菫と麗央はどんどん仲良しに! でも2人には、やり残している大切なことが。それは菫の両親に麗央の過去の話をすること。両親に会う前に麗央のスーツを買いに行った2人は、お互いの想いを確かめ合うようにオトナなキスをーー。2人のおつき合いは両親に許してもらえるかな…? 想像を超える奇跡の赤い糸が2人をつなぐ、ロマンティック・ラブストーリー第5巻!

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48件の評価

3.5

3巻まで読みました

恋を知らない女子高生・菫の隣の席は、コワい噂が絶えない成人済みの“オトナ”同級生・麗央。
自分とはまったく違う世界の人だと感じていた菫だったけど、彼の意外な一面を知るたびに、惹かれていっていることに気づき…?

自分より7歳年上の同級生という、とんでも設定だけど、そのとんでも設定の中に、ときめきを供給できまくるのがみきもと先生の魅力だと改めて実感させられた。麗央が他の同級生とは違う"オトナ"っぽい雰囲気をまとっているのを作画と場面づくりでうまく表現している。

ヒロインの菫、彼女をひとことで表現するなら"肝が据わっている男前"です。自己防衛よりも他人を助けたい気持ちが前に出るのって、女子高生ではなかなかいないので、とても魅力的に感じる。恰好はどこにでもいる可愛らしいJKだからこそ、麗央に対しても億劫にならない、その竹を割ったような性格がギャップがあっていい。好感度の高いヒロインとはまさにこのことかと!

そして、なによりも構図がとにかくお上手。見せゴマでの自分がまるで主人公になったかのようなアングルと影の使い方が最高!麗央に抱きしめられて、頭をなでられている臨場感をめちゃくちゃ感じられます。

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