サクラ、サク。

私はいつも当て馬君が好きになります

咲坂先生は時代とともにアップデートした少女漫画を作っており好印象。

咲坂先生が描く主人公（男）はだいたい腹が立ってしまうんだけど今回の子はただただかっこいい

「陽希がなんもしてないって思われるのもいやじゃん。」と言える美斗士くんも十分いい奴。感情とか自分とか、言葉とか。目に見えない、けれど大切なものを丁寧に掬い取る咲坂さんの漫画好きです。アオハライドの洸なんかもそうだったけど、名前にひとつ物語を仕込むのもときめきポイントだったりする。元カレと同じ名前ってだけで反応してしまったり、自分と同じ漢字が入る人に無条件に好感を抱いたり。感覚的なものかもしれないけど、そこに物語性を持たせるってロマンチックだと思う。２巻買います！

王道だけどちょっとネタを入れてくる感じ、
咲坂さんの新作始まったんだなぁという感じ

中学生のとき、電車で貧血になってしまった咲は、「桜」と言う男性に助けられ、自分も困った人を放っておかないと心に誓う。時がたち、高校生になった咲は、あのときの男性と同じ名前の同級生に出会う。ピュアな恋物語。

咲坂さんの新作だが、そこまで期待はしてない。毎度お馴染みの家族のゴタゴタや離婚が出てこなければ評価上がりそう。たまにはもっと明るい話も書いて欲しいけど、暗めの話があるから、ストーリーの重みがるのもわかるからなんとも言えない。

コマ割りや構図で、場面のリアルな雰囲気を作り出す天才だと感じさせられた。高校生のピュアで爽やかな青春感を味わいたい人はぜひ。

始まりからこの1冊の終わりまでの展開に心躍らされました…！
物語のプロローグ、1話1話ごとの展開、そして終わり方、どこをとっても好き……
最後の最後までお話の面白さはさることながら演出一つ一つ、言葉一つ一つが本当に素敵でした?
咲坂先生の世界が色鮮やかに広がっていて、読んだ後にはドキドキや懐かしさ、期待感、色々な感情が広がりました…！！
2巻が楽しみなのと同時に、咲坂先生の最新作をまたこうして読むことができたことをとても嬉しく思います☺️