Name: 双子の姉が神子として引き取られて、私は捨てられたけど多分私が神子である。
Brand: KADOKAWA
Rating: 3.01 (12 reviews)
ISBN: 9784040643779

池中織奈

カット

双子の姉と常に比べられ不遇な扱いを受けていたレルンダ。ある日姉が神子として大神殿に引き取られたのを契機に、彼女は森へと捨てられてしまう…。失意の中一人彷徨うレルンダは空を飛ぶ馬スカイホースに出会い…。

面白いのは最初だけだった。
1巻以降は人間嫌いの各種族とのグダグダと問題を従魔と神子の力で解決する展開が繰り返されるだけで先が想像できてしまい面白みが一切なくなった。

双子の姉と常に比べられ不遇な扱いを受けていたレルンダ。彼女は獣人たちとの生活を通し、自らの居場所を徐々に確立していた。しかしそんな中、元王都の研究者“ランドーノ”が獣人の村へ訪れて――。

獣人の村で自らの居場所を得たレルンダだったが、村の長で恩人でもあるアトスの死と共にそれはもろくも崩れ去る…。悲哀に満ちた光景を目の当たりにしたレルンダは、ガイアスと共にとある決意を固め――。

アトスの死、そして攻め来る人間たちに見舞われてエルフの村への移住を決断したレルンダたち。しかしそこには古くから精霊樹に巣食い、エルフたちを苦しめている凶悪な魔物の存在が…。大人気シリーズ第4巻！

“神子の騎士”、ランドーノから聞かされたその存在を知り、レルンダはより一層自身の力に対して自覚をもつ。獣人や幻獣たちと新たな地で暮らすなかで、彼女は魔法の能力の開花に力を注ぐこととなり――。

村への定住を望む者たちとのいさかい…。仲間のロマが捕らえられた事件に端を発し、レルンダは直接の交渉を行うことになる。一触即発の事態をまえにレルンダたちは覚悟を固める――。