一生好きってゆったじゃん

メンゴイズム濃いめって感じ。本当に髪が綺麗。

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うわあああああ

かわいい

この作家さんの描く女の子はみんな「可愛い」自分の容姿が良い事を知っている…なのに満たされない。「可愛い」は期限つき、ただ男の欲望の為に消費される。
女の幸せって何だろー？そういう事を考えてしまう短編集。深い。

『君は淫らな僕の女王』、『クズの本懐』、『推しの子』などの作品で有名な横槍メンゴ先生の短編集第2弾。
1作目『めがはーと』も面白いのでぜひ。

横槍メンゴ先生の短編集に登場するキャラクターは、基本的に生命力が強そう、キラキラしていて可愛い反面、後ろ向きな思考の女の子が多いです。
表情やモノローグが主体で、理論的に思考を組み立て「どうしようもない今」をなんとかしたいとあがこうとする。

本作は、メンゴ先生のそういった作風が顕著に見られます。
「一本花」
「南無阿弥だいすき」
などなど、ぜひその世界観に浸ってください。

ﾒﾝｺﾞ先生の描く女の子は自信に満ち溢れていて、それでもどこか不器用なところがあるのが魅力。こんなに人を好きになってみたいと思わせてくれる。女として自信のない私にとって夢みたいな教科書です。