ドラゴンのおまわりさん

人間と妖怪、神様、妖精、怪物が共存する世界が舞台。
ちゃらんぽらんで掴みどころのない主人公の人間・ハギとドラゴンのヒナギクは警察官でコンビを組んでいます。
この世界ではドラゴンは特に嫌われていて、礼儀正しく生真面目なヒナギクは異色の存在。
そんな凸凹コンビが警察官として仕事をこなす、
ファンタジー要素メインのお仕事系日常漫画。

澄谷ゼニコ先生は『魔女が恋する5秒前』でファンになり、こちらの作品を知るきっかけになりましたが、本作も個人的にすごく面白かったです。
ソフトな描き方でコマも読みやすいし、会話のテンポが良いです。
ひきこまれました。ドラゴン族の秘密や謎が物語の根幹にあるようで、少しずつ明かされていきます。
次巻以降も楽しみです。

人間と幻想人が共存する世界で警察官として働く人間のハギとドラゴンのヒナギク。不真面目な人間と真面目なドラゴンという凸凹コンビがさまざまな事件を解決していく。

ハギの適当な感じだけれど、確信をつくような発言や眼差しがゾクッとする。だらしないけどしっかり優しいところも萌えポイント。

そんなハギを支えるヒナちゃんもおおらかで優しいが、トラウマがあるなどまだまだ知られていない一面もありそうで、今後の展開もとても気になる作品。

コメディ要素もしっかりしているので楽しく読める。