永世乙女の戦い方

キャラの執着心がすんごい。くずしろさんらしい将棋漫画。

がちゃがちゃしていて挫折。

女流棋士をきちんと女流棋士として、立場や悩みも含めて描いている作品。
まあ葛城先生らしいっちゃらしい話だけど、運び方が巧くベテラン作家になったんだなあ…となんか感慨深くなる安定感

5巻既読。
大好きなくずしろ先生の将棋漫画。
ニコニコ可愛い表情も巧いけど、やっぱり闇を抱えるちょっと狂気を覗かせる表情を描かせると一番巧いと思います。
ストーリーの起伏と大ゴマのインパクトの妙。
こと本作においては、「将棋」で文字通り寿命削って闘う女流棋士の鬼気迫る表情を随所で見られますので、もう眼福です。

肝心のストーリーは、今までスポットが当たっていなかったであろう女流棋士界について深く描いています。
観る専なので将棋界はてんでわかりませんが、特に「女流」と「奨励会」の壁ってそんなにあるんだなーって。
登場キャラクターもみんなクセがあって読み応え抜群です。
特に女流棋士界の女帝(3巻表紙)、天野さんの無邪気さ・狂気を余すことなく描いていますし、主人公の「自覚していないであろう」狂気もまた見もの。
最高です。
4作品同時連載進行中のくずしろ先生ですが、本当にタフで引き出しが多いなあと思います。

また熱い将棋マンガが来ましたね。しかし今度は今までに無かった知られざる女流棋士達の闘い。絵もストーリーも見応えがあり, JK･JCそして大人の女流棋士や, 将棋を知らない社会人女性など様々なキャラも魅力的。作品解説に華麗で獰猛とありますが納得の様相。美しい乙女達がかなり将棋に狂っています。/ 3巻読了 ☆4.6
---
9巻読了。ここ最近は個人的に停滞気味です。☆4.1

癖のある登場人物が多い。

女子率高めの月下の棋士、嫌いじゃない