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三島芳治
3.80
3154
発刊:2019.04.19 〜
既刊3巻
児玉さんはまるで 詩のように 改行の多い 話し方をするーー 文学部部長にして唯一の部員である、完全無欠の文学少女・児玉まりあと、 有望なる部員候補・笛田くん。特殊で濃密な二人きりの文学部活動。 比喩・記号・語彙……文学の構成要素をテーマに、 孤高の才能が描く静寂と浮遊感、とびきりのポップ。 詩情あふれる台詞と画面、ミステリのように反転する物語。 近いようで遠い文学と漫画が、かつてないほど接近した奇跡の怪作!
29件の評価
🦦
3.0
これはわかんね〜
シン
4.5
かなり良かったです。今までに無かった文学の不可思議で斬新な魅力に触れました。全く思いつかなかった未知の視点と言葉を知ったことで、まるで魔法のように確かにそこに新しい世界と関係が生まれたと実感しました。文学は主観的で 主観的だからこそ そこに気持ちや感情をのせることができ、存在を認識できるのかもしれません。また児玉さんが 不器用に女の子らしい言い方で 得意な文学を通して笛田君に色々と教えながら会話する様は 大いに笑いを誘いました。そしてかなり特徴的な筆で描いたミニマルな絵柄が、言葉達を際立たせた事で 唯一無二の作品が創られた気がします。1巻だけでも素晴らしい完成度です。
まちゃるんと
5.0
「それは舞い散る桜のように けれど輝く夜空のような」言葉とは、道具でありコミュニケーションであり魔法であり世界を構成するものである。文学を文学に拠って紹介し、新たなる文学の世界へ誘う物語。語ると空の果てまでも続きます。
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