せふぁ
3.0
他国に滅ぼされた国の王女が生き延びて、身分を隠し暮らす物語。使い古された王道ストーリーだけど、作画の美麗さと衣装がツボ。作者コメントでもそのあたりの描き込みはこだわりがあるようです。男女入れ替え、下克上モノは「自分の素性を明かして敵対国を倒して国を救う」みたいな水戸黄門、十二国記的な、読者的にカタルシスを覚えられてかつベターな展開が着地点として見えてしまう。問題はそこまでのテンポ感でしょうか。あと意表を突いた展開も少し期待してみたり。ワクワクして読めたので次巻も楽しみ。
亡国のマルグリット
レビュー(14)件
既刊16巻