この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
4.06

864件の評価

4.4

3巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

ツイッターを見ていると、「XXの最新話が更新されました。」というツイートがよく流れてきます。「僕の心のヤバイやつ」もその漫画の1つで、正直なところ最初はあまり気にしていませんでした。ただ「みつどもえ」の作者さんだということは絵柄を見てわかりました。(「みつどもえ」は読んでいませんがアニメにもなり見かけることはあったので。)

今から思えば「僕ヤバ」は途中の話から読み始めても簡単に内容に入っていけたのが良かったと思います。時々見たりはしていましたが読み続けるようになったのはかなり遅く35話からでした。

そのあとの36話(三者面談の回)で決定的に心を掴まれました。
山田、山田母、市川母がメインの話ですがそれが逆にとても良かった。三者面談というイベントの中で市川母と山田のファーストコンタクト、山田母の容姿や言動、それを覗き悶える市川というシチュエーションで展開される話がとても面白かったです。

それからネットで1話から公開されているところを読み、公開終了分は単行本で読みました。最初の頃の市川はあらためて「ヤバイやつ」だなと思いつつ、それ以降、更新を追いかけるようになりました。キャラクターが確立していくにつれて絵柄も最初に比べどんどんブラッシュアップされていっているように感じます。

2020年7月の桜井のりお先生のインタビューでは、まだまだこれから描きたいことはたくさんあるとのことですので、今後の展開を楽しみにしています。




5.0

3巻まで読みました

山田と市川の徐々に絶妙な距離感にすごく胸がときめきます!!

学園カースト頂点の美少女「山田杏奈」と中二病の陰キャ「市川京太郎」、同じクラスだけど深く交わることはないと思われていた対極な立場の2人が、ある出来事をきっかけに徐々に距離が近づいていき、やがて2人の関係性にも変化が…、という物語の今一押しのラブコメです!!

この作品の見どころは何といっても山田と市川、2人の距離が徐々に縮まっていく日常シーンです!学校生活での何気ない一場面の中で2人とも少しずつお互いを意識し始め、気づけば相手の行動を自然と目で追うようになり、何気ない言動に一喜一憂する、そんな2人の初心で甘酸っぱい恋模様に胸がキュンキュンします!!お互い気になるけど言い出せない、自分の心に内にある感情がどんなものなのかわからず悶々とするような、多くの人が経験したことあるであろう、初恋と青春の1ページを追体験できると思います!

キャラももちろん魅力的です!主人公の市川はちょっと中二病で自分も他人もついネガティブに捉えてしまうけど、山田が絡むと自分でも信じられない大胆な行動をすることもあり、男らしいというよりちょっとはらはらしながら見守ってあげたくなる子です。一方でヒロインの山田は考えるより先にどんどん行動して、ときに可愛い天然っぷりを発揮して市川を困らせます。明るく天然で周りを驚かせる行動をする山田と成り行きでそれをフォローする市川、というのが序盤の主な構図ですが、そこからお互い徐々に意識するようになり、甘酸っぱい恋模様に発展していきます。相手のことを想っているのに素直になれない2人がとってもかわいいし、応援したくなってきます!!
2人の変わっていく心境と成長もこの作品の見どころです。

山田と市川、思春期特有の2人のとってもピュアな初恋をぜひ見守ってあげてください!ときめくこと間違いなしです!!

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