名もなき羊たちの町 -Story of Carocheila-

笠井スイ

3.00

319

発刊:2018.06.15 〜

完結・全1巻

『名もなき羊たちの町 -Story of Carocheila-(1)』巻の書影

名もなき羊たちの町 -Story of Carocheila-のあらすじストーリー紹介

そこは、罪を背負ったものが辿りつく町

架空の町“カロチーラ”を舞台に描かれる、罪と裏切りと再生の連作集。

Story of Carocheila 「カミキリ」
母親の死を自分のせいだと思い、罪の意識に囚われる少女・ミルラ。
行くあてもなく電車に乗ったミルラは、カロチーラで散髪屋を営むルーと出会う。
少女と青年の再生の物語。

Story of Carocheila 「Scissor」
ふたりでの生活を始めたルーとミルラ。
穏やかな毎日を送るふたりの前に、シェンナと名乗る女性が現れる。
シェンナとルーには、拭いがたい“過去”があった。
贖罪と希望の物語。

『ジゼル・アラン』の笠井スイが、個人誌として発表していた幻の作品群を単行本化。
同時発売の「マリア様のいない町 -Story of Carocheila-」には、
「Solitude」と「金雀枝(エニシダ)」の2編を収録。
全4遍からなる架空の町“カロチーラ”の物語。

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