この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.77

332件の評価

4.3

10巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

展開もわかりやすいし見せ方もうまいし息つく暇なく
タイムスリップを活かしたサスペンス。
上手い!
86点




1巻1〜7話

過去の事件が起きて阻止できず父親が怪しく見える。本人も逆に疑いを向けられる。さらに未来の免許証を見ておかしいと。2つの気になる可能性がありどう展開していくのか気になる。

1話目 これだとタイムスリップしたことがわからないからもう3ページくらい進めて「どういうことだ!?」というヒキを作ると継続率は変わったのではないか?よくある手法ではあるが。

3話
長谷川翼が平成の予知能力?卍みたいにこいつにタイムスリップ能力?

6話目の最後7話目の最後(1巻の終わり)に犯人の独白があり気になる。2巻目が読みたくなる。いい終わりだ。


2巻8~16
随所に過去の回想を入れて、情報を付加し前フリを入れながら悲しい思い出として見せる。
雪崩を予知した心を見てさらにまさかと思う。

8話終わり雪崩が起きる
9話終わり捜査一課金丸に声をかけられる


11話 佐野はけっこうあっさり未来から来たことを受け入れる。信頼しあい。1巻のお互いの疑いが晴れ、再びあの犯人は?という形にする。

14話うさぎの首が切られる終わり

15話うさぎ殺害犯人?のサイコパス質問終わり。どう考えても翼が怪しい。

16話2巻終わり サイコパスな絵で終わり


3巻 17~25

18話終わり 目👁

19話 児童ポルノ翼
20話過去かわり田中生きてる
20話終わり 児童ポルノ翼、写真はアカン
22話 佐々木は青酸カリ死(事件と同じ毒薬)、そもそもどこにある?終わりの写真燃やしから長谷川翼のロリコンを苦に死んだのか?
22話終わり 佐々木に写真見られて燃やされる。

23話 青酸カリの置き場所を確認すると一つなくなってる。佐々木がとった?
23話終わり サイコパス絵のヒントがどこかわかる。


25話3巻終わり 心逮捕、青酸カリ?長谷川翼&明音死んでる?


最大の山場を3巻終わりにしっかり持ってきている。
売れてる面白い漫画はそういうふうに持っていってるのは当たり前と思っていたがそうではない漫画を読んだあとにこの漫画を読むとしっかりとそこが作られてると改めて思った。


4巻 26~34

26話終わり 「お前の正体を知っている」まさか!?
27話終わり 何かに気づく金丸
28話終わり 大量殺人とその犯人が自分の父親佐野と告白
29話終わり 犯人が心の免許証とノートを見つける
30話 村を出ようとすると再び切りに包まれ現代に戻る。現代は変わったのか確認すると佐野が犯人であることに変化はないが少しだけ変わっている。
30話終わり なんと母親が一家心中し、母親と兄が死亡という結果に。
31話 由紀との結婚がなくなっており娘もいなくなっている。
31話終わり 見に覚えのないしらぎくの杜からの電話


5巻 35~43

35話何故か由紀が週刊誌記者になり事件を追っている
35話終わり心は佐野に会いに行くと決め、
刑務所の佐野に鈴からのエコー写真が届く
39話おわり犯人の声、子供は誰の声かわかったみたい
41話車椅子の姉ちゃんの旦那??
42話佐々木紀子が佐野の無実を証明するものを持っているだと!?
6巻44~53
46話おわり何故写真が
49話おわりボイスレコーダー木村ババア
51話おわり佐々木紀子から電話
52話目玉インパクト
53話おわり 佐々木紀子音臼小の事件が前から起きるとわかっていたと告白。で終わればいいのにって思った。しかし話し始めて1ページで終了。そっちのほうがいいのか?
7巻54~62
54おわり佐々木が犯人知っているという。
55やっぱ犯人誰かわからんかった。
57おわり えっ?木村先生が真犯人知ってるの?
59おわり 木村先生包丁
60 え、姉ちゃんの旦那犯人?ってか木村先生の狂乱はそのせい?ってか
62おわり 目玉👁👁!
8巻 63~71
63話 加藤犯人確定
64 加藤にタイムスリップバレてる。警察に通報ではなく殺害予告はなるほどと思った。たぶん、加藤もスリップしてそこでわちゃわちゃしていきそうだな。
68 新キャラ登場加藤の叔父?()
69 加藤の叔父はでたらめだった
71おわりニセ加藤おじ玄関前越しに登場(未来の加藤では?)
9巻72~80
72なんで田村母刺さなかった?刺したら心産まれず終わっちゃうけど
73おわり写真穴ブスブスブス

77やはり加藤叔父は未来の加藤
77おわり母が襲われて拘束されてる

80話おわり 未来の加藤、木村先生締める

10巻 81~89

88話おわり 未来の心死んだ!!!
たぶん家族無事だからパラレルワールドになりそう。
89話 予想通りな感じだった
89話最後こわい

4.5

10巻まで読みました

竹内涼真主演でドラマ化された作品。
平成元年、北海道のある村で起きた無差別毒殺事件の犯人として、村の駐在所勤務の警察官「佐野文吾」が逮捕された。
主人公は彼の息子「田村心」。
殺人者の息子ということで家族諸共迫害を受け、世間に背を向けながら生きてきたが、結婚し、子供ができ、ようやく自分の人生を歩み出そうとしていた。
そんな中、妻が出産時に他界する。
佐野文吾の冤罪を信じる妻のノートを見た心は、留置所にいる父に会うべく、生まれた村を訪れるにだが、突如、深い霧に包まれる。
心が目覚めた場所は、事件発生直前の31年前だった。

父は殺人者なのか、犯人は誰だったのか、事件を防ぎ、運命を変えることはできるのか、そして、運命を変えることで未来の家族は幸せになることができるのか、という悩みを抱きながら、奔走するミステリー・サスペンス作品。
展開はスピーディーで、全10巻ですがあっという間に全話読み切ります。
絵もストーリーも安定していて読みやすく、ミステリーものですが説明が冗長でなくて疲れませんでした。
犯人は終盤まで明かされず、未来から来て身分を証明することができない身でありながら、事件を未然に防ぐため精一杯走り回り、それでも起きてしまうというもどかしさ、目に見えない相手と戦う歯がゆさが伝わってくる内容だったと思います。
10巻通して1つの事件の解決のみを題材にしており、キレイに完結しています 。
また、タイトルの意味についても最後で説明がついています。
修復を繰り返した結果、当初の部品が無くなった船は、最初の船と同じ船と言えるのか。

ちなみに大まかな展開、舞台設定は同一ですが、原作マンガとドラマでは結構内容が違います。
ドラマでは犯人が二転三転していましたが、ドラマとマンガでは真犯人も異なり、事態が急転したりはしますが犯人自体に二転三転は無かったです。
マンガのラストは、結構ファンタジーですね。主人公がタイムスリップした時点でファンタジーですが。
私的にはドラマの方が好みですが、マンガはテーマがしっかりしていて、そういう意味でマンガのラストもありだと思いました。
犯人は、もう1人の主人公であり、もう一艘の"テセウスの船"なのかなと。
展開が異なるため、ドラマを視聴済みの人にもおすすめ。マンガ読了済みの方にはドラマ版もおすすめします。

3.0

10巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

28年前、警察官だった父が大量殺人犯として逮捕、死刑囚として収監されてしまう。主人公は、収監後に生まれたために父の顔を見たことがなかった。
刑に服してなお冤罪を主張し続けているという父に感じるものがあり、当時の殺人現場へ調査に向かうが、気がつくと28年前にタイムスリップ。そして、かつて事件が起こった寒村で父と対面を果たした主人公はーーー

という展開のSFサスペンス。4巻、5巻あたりまで凄く面白かったです。
三部けい先生の『僕たちがいない街』を想起するような展開です。
ただ、後半に進むほど気持ち悪さというか、物語を読んでいるんじゃなくて読まされている感覚が強かったです。両者を比較するのはナンセンスですが、読み終わった後のカタルシスが違いました。終盤に向かうにつれてその部分の開きの差が。

タイムスリップ系の作品では、粗なんて探せば出てくるでしょう。そこは考えていません。ただ単純に、タイトルにもなっている「テセウスの船」、これを最終的にどういう意図でもって付けたのか。意味はわかります。だけど意図がわかりません。
1巻で主人公夫婦と子供の様子が描かれますが、子供はどこへ行ったんでしょう。
主人公親子だけに焦点を絞るなら、既婚子持ち設定は必要でしたか?
若い頃の父との出会いや事件との関わりを通して、最終的にエンディングを迎えますが、結末に不満があるわけではありません。むしろそこ以外に落とし所がなかったでしょう。
でも、そこへ至るまでの登場人物たちの動きが気持ち悪かったです。改めて読みましたが、作者が見え隠れしすぎだったことに気づきました。
でも、途中まではSFサスペンスとしては上質で面白かったです。

12

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