マンガ好きが選ぶ読書記録&新刊通知サービス
蒼伊宏海
3.05
3417
新刊通知
発刊:2017.02.22 〜
完結・全11巻
54件の評価
カンキ
3.2
このレビューにはネタバレを含みます。
よくあるパニック物特有の投げっぱなしエンドや作者が風呂敷を畳まずに連載休止とかにならずに最後まで完結できたのは良いと思う。ラストバトルの人間同士の結託もアクション映画のような熱さがあって個人的には好き。貂と壬生は人外すぎて受け入れられない人はいると思う。特に貂はただ最後まで金魚鉢の謎が回収されなかったのは残念。病原体が効くのに空飛んで陸でも生きてられる金魚はもう突っ込むのは野暮だと思ってたけど、金魚鉢はなんとかして欲しかった
うにたべたい
4.4
主人公は映画鑑賞と映像撮影が趣味の高校生「月夜田初」。彼は、単調な日常に刺激を求め、普段来ることのない渋谷へカメラを持ってやってきたが、どこもかしこも派手で騒がしい街に馴染めず疲弊していた。そんな折、クラスのマドンナの「深草」が強引なナンパにあっている現場に遭遇し、彼女を助けます。憧れの女性と和やかな雰囲気になり、気分を取り戻し始めたその時、二人のいるビルのフロアに突然、巨大な浮遊する人食い金魚が現れます。慌てて外に出た二人だが、渋谷の街にはどこからか現れた巨大な金魚が大量におり、目の前で次々人間を食べていた。逃げ惑う人々が漂う巨大金魚に次々と食い殺されてゆく惨状の中、ついに逃げ場を失った初は、ビルの屋上から飛び降り自殺を図る。渋谷を舞台にしたパニックホラー作品です。金魚の群れから脱出し、金魚の正体、そして金魚に人類が勝利する方法を模索する展開となります。無表情な金魚が大量に出てきて、エサをついばむように、老人、子供、妊婦関係なくバリバリと人を食います。一口で食べられない稚魚が瀕死の人間を餌場にするようなシーンもあり、残酷性も高く、グロ要素があります。絶望感があり、不気味で気持ち悪い作品なので、そういった作品が好みでない場合は読まないことをおすすめします。タイトルの通り、金魚は渋谷にしか現れません。渋谷は巨大な金魚鉢のようなもので囲まれて、金魚の人も渋谷から外に出ることはできないようになっています。作中の渋谷の範囲が曖昧なところがあるのですが、渋谷駅から原宿辺りまでが良く登場します。そのため、その辺りの地理に明るいとより楽しめますが、具体的なビル名や施設名はあまり登場しないように思えたため、渋谷に行ったことが無くても問題なく楽しめます。大都市である渋谷に現れた人食い金魚が、人間を捕食する展開はシュールさを感じました。最終的には金魚が現れた理由、金魚との戦いの結果が描かれていて、この手の作品にしてはあまりごちゃごちゃとせず、最後までテンポよく進んだと思います。ただ、終盤に行くに従い特殊金魚が登場したりするため、ストーリーが進むにつれて序盤の不気味さは薄れていきます。仕方ない部分とは思いますが、個人的には序盤の方が好みですね。また、金魚もチートですが、人間サイドもチートキャラが多数登場します。たまたま渋谷にいて生き残った金魚に詳しい天才科学者や、ブラックジャック的な凄腕の闇医者が現れるなど、さすがに都合が良すぎるのではないかと思う展開があります。その点のみ少し気になりましたが、絵もきれいでキャラの描き分けもできており、パニックホラー系が好きな方は楽しめる良作だと思います。
てつお
3.9
1話目からフルスロットルのパニック漫画。渋谷に突然現れた人喰い金魚……もう金魚を今までのように見れないかも。
ヒノデ
3.4
渋谷金魚という漫画を読んだ。本作のストーリーは至極シンプル且つミステリアスだ。突如として渋谷に現れた人間の言葉を話す巨大な金魚達。金魚は次々と人々を食い殺していく。果たして人間達はこの絶体絶命の危機的状況を掻い潜り生き抜くことができるのか、、、。何故、金魚が人間の言葉を喋るのか。何故、金魚は人間を食い殺すのか。何故、金魚は現れたのか。明かされていない点が多く、一度読み始めたら気になる作品。貂というキャラクターがずば抜けて格好いい。
しゃもじお兄さん
ハカイジュウフォロワーな感じがする。絵もダメ。
さと
3.0
最近はやりのグロい系ですね。
りんじん
3.3
滑り出しはゲーム版バイオハザードで、徐々にハリウッド版バイオハザード感が出てきてる。
漫画を探す
話題のニュース