龍馬が薩長同盟を仲介し、新撰組が御用改め、薩摩が英国に喧嘩を売った時代、幕末。その激動の歴史のド真ん中にひっそりと隠れて、しっかりと「仕事」をした男がいた。彼は「愛国者」か「裏切り者」か。『ハコヅメ』の作者が「日本警察の父」を描く、超本格幕末史コメディ!
才能を持ちながら、売れない幽霊画を描き続ける画家・内海素馨(うつみ・そけい)。食い詰めた内海は、一度きりの贋作作りに手を染めてしまう――。丁寧な描写で描かれる贋作作りの過程と、緊迫の売買シーンは必見! 昭和初期の東京を舞台に、黒川裕美が描くアート×クライム。【著者プロフィール】黒川裕美(くろかわ・ゆみ)広島県出身。2015年、ハルタコミックグランプリを受賞。2020年、初連載作『夕凪に舞え、僕のリボン』を刊行。卓越した画力と演出力を持つ期待の新鋭。
近未来、人類は襲い来る怪人により恐怖のドン底にいた!世界の平和を守るため、結束戦隊クロスレンジャーは今日も正義を執行する!…はずだった。正義に燃える男・クロスレッドこと赤間烈央。彼は溢れる正義感から、クロスピンクと一夜のタブーを犯してしまう。そして始まる崩壊の日々…!正義のインモラルサスペンス!
正義感溢れる新米警察官の佐藤。子供たちの列に突っ込もうとする暴走車の前に立ちふさがった彼だが、目が覚めると13年前の高校時代へタイムリープしていた。しかも、その日は親友が自ら命を絶ってしまうという出来事があった日。祈りも届かず、無情にも親友の死が告げられてしまう。かつては哀しみから葬儀へと赴かなかったが、今回は親友のもとへ手を合わせに向かった佐藤。そこで、親友が“いじめ”に遭っていたという事実を知ることに。「俺が13年前に来た意味は何なのか…」ともに時を越えてきた一丁の拳銃を握りしめ、佐藤の心にとある感情が芽生えはじめる…!!
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発刊: 2024.09.19 ~
既刊3巻
新刊通知
aガチ恋したヒロインを救うため運命を覆せ! 両親に捨てられ、高校では虐められ、孤独となった少年・御剣剣也。絶望の淵に居た時、唯一の趣味であるVRゲームで運命の出会いを果たす。それは、大人気ゲーム『Knight of Giant』のヒロイン「かぐや」と「レイナ」。二人のヒロインと過ごす時間が彼を救い、二人ともにガチ恋した。しかし、彼女たちはストーリーの中でどちらかが必ず死ぬ運命… そんな運命を変えるため、世界最強となるまで人生を捧げてゲームを極めた末に、突如、剣也は『Knight of Giant』の世界に入り込んでしまう――!? 最強ゲーマーがガチ恋したヒロインたちを救うため、異世界でも最強へ至る英雄譚、開幕!
《『自転車屋さんの高橋くん』松虫あられの幻の新連載、復活!!》加藤アリスは自分の名前と体型がコンプレックスな25歳。他人と容姿を比べてしまう自分、押し付けが強い母親…「ここにいたら、消えたいまんまな気がする」。埼玉の実家を離れ、親戚のいる青森でアリスが出会ったのは、りんご農家の青年・正市だった。彼の不思議な優しさと広い空の下で、アリスは少しずつ《自分の居場所》を見つけはじめる…。傷ついた心をそっと癒す、出会いと再生の物語。【単行本限定おまけ漫画収録】
この物語は2つの軸で進行します。1つは惑星ソラリスに存在するプラズマ状の「海」との接触。2つめは「海」がステーションに送り込んできた"ゲスト"と呼ばれるものとの対話です。 海は眠っている間に人間の記憶の痕跡を探り、未解決の隠された葛藤を実体化し、送り込みます。 主人公の"ゲスト"であるハリーも彼の隠された記憶の断片が再構成されたものであり、彼らは否応なく未解決の葛藤という自らの意識に直面させられます。 再生したハリーは彼自身の後悔や良心を形象化したものであり、彼を常に責め苛み、強制的に葛藤を想起させる存在に他なりません。 惑星ソラリスでの「海」との接触は、結果として人間自身の内なる未知との出会いを齎すことになりました。ソラリスという未知を研究してきた人類は、自らの内面に存在する未知と遭遇することなった、というのがこの作品の序盤の展開となります。 そして、複製のハリーは自己犠牲という形で主人公への変わらぬ愛を貫くことになります。複製体はソラリスでしか存在することができないため、2人で一緒に暮らすということは主人公が故郷に帰ることができずに、一生良心の呵責に苦しみ続けるということを意味します。 悔恨と郷愁の狭間で苦悩し葛藤する主人公を理解した複製のハリーは自ら進んで永久に姿を消すことを決意しました。 ここまでの物語から複製のハリーは自己のアイデンティティ危機に直面し、主人公も同様にアイデンティティ危機に直面することがわかります。そもそも複製のハリーは主人公の記憶を投影された鏡像だったということがここで思い出されるという流れです。 そして物語終盤に主人公は同僚のスナウトと惑星ソラリスと神についての議論を交わします。 2人が惑星ソラリスについて結論付けたことを考えると、愛や赦しが人間にとって何ものにも代え難い貴重な価値であるとしても、宇宙はそれに無関心であり、人間の理性では捉え難い絶対的な他者として存在しているということです。 人間らしさの本質にこだわりつつ、自己の意識と向き合わされた人間の内なる旅を描いた作品でした。楽しかったです。
by 山形 (536)