3.19
3
発刊: 2000.02.01 ~
完結・全1巻
新刊通知
aビッグコミックオリジナルに突如掲載され、読者の間で波紋を呼んだ「わたしを愛してください」をはじめ、心を持ってしまった性欲処理の人形が登場する表題作「空気人形」。神によって人類の代表に選ばれてしまった男の苦悩を描く「人類の代表」などを収録。凶器と化したメッセージが、読者の胸に深く突き刺さる。
昔の記憶を持ったまま同じ時代に生れ変わった主人公が、その記憶を生かして新たな人生を歩んでいく。ファンタジックで心温まるハートフルな物語
1985年に発売された、岡崎京子の処女短編集の新装版。表紙に描かれた女性の、さめた瞳の印象そのものといった雰囲気の、はかなくもみずみずしい作品群が並ぶ。 <p> 本書は、94年発売の単行本『リバーズ・エッジ』以降の作品群などと比べると、まだ完成度が低く粗さやつたなさが目立つものの、90年代以降あまり前面に押し出されなくなる、叙情性や透明性が印象的である。また、『リバーズ・エッジ』以降の作品に至るまで一貫して特徴的な、岡崎京子らしいクールな感性が、すでに「彗星物語」の、時間が止まったかのような砂浜にたたずむ2人の会話のモノローグや、「CURRY RICE」の、大好きなカレーライスと、彼氏との初体験との鮮やかな対比などに見いだされる。 <p> また、一見相反する要素が実は表裏一体であり、そのためにさまざまな「むずかしい問題」が発生する、という岡崎作品の重要な主題も、恋愛感情の残酷さをさらりと描く「あねいもと」などで、すでに描かれはじめている。大島弓子や奥平イラなど先人の影響が未吸収のまま表に出たような側面もある一方、パンク・ニューウエーブ期の音楽の自由奔放さにも似た、岡崎京子のなんでもありの独自性もはっきりと顔をのぞかせている。どんなことも起こりうる世界のなかで生活を送る若者たちに、「いま起こっていること」を描き続ける岡崎京子の出発点として、読み逃せない初々しい1冊。(横山雅啓)
3.17
3
発刊: ~
既刊1巻
新刊通知
a3.05
3
発刊: 2006.10.01 ~
完結・全1巻
新刊通知
aこの恋が間違いだなんて言わせない いろんな恋の在り方を綴った傑作13話!! へんたい…変態よね でもやっぱりあたし 愛してるの (「日曜日なんか大嫌い」より) 初期代表作を含む傑作13作品を収録! それぞれの進路を秘めた英明と万紀子の一夜を描いた「不幸せでもいいじゃない」 女友達だけど恋人同士のような木村と中島の物語「あたしの女に手を出すな」、ようこと兄の危うい関係を綴った「日曜日なんか大嫌い」、SM女王のキヨとオカマのまりの同居生活を描いた「TAKE THE "A" TRAIN」、初体験の相手で人妻の冬子と再会した男子高生・一雅の物語「さすらい」など。 彼氏・彼女がいても、同性だったとしても… 自分の想いに素直な男女を瑞々しく描いた傑作選!! -祥伝社サイトより
3.44
3
発刊: 2012.07.13 ~
既刊1巻
新刊通知
a著者の、さまざまな先達へのオマージュが込められた作品集。「エンド・オブ・ザ・ワールド」両親を殺して逃げ出した義理の兄妹。その先にあるものは……。「VAMPS」オカザキ版吸血鬼ストーリー。「ひまわり」小学生のショーゲキ的な小話にして名作。「水の中の小さな太陽」暴走する優等生カップルとその家族を描いた意欲作。「乙女ちゃん」スカートをはき始めたお父さんをめぐる家族の物語。全5作収録。雑誌掲載時のカラーを初収録!