発刊: 2023.10.27 ~
完結・全3巻
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a『BLACK LAGOON』の広江礼威氏も大注目!! 「これはまた、イキのいい奴が現れましたね。」 平成37年、春。経済活性化のために特区法案の制定された日本では、利権を求めた外国人コミュニティ同士の抗争が頻発し、街の治安は悪化の一途を辿っていた……。そうした不安定な情勢の中、裏社会では「狙われたが最期」との評判とともにとある殺し屋が名をあげていた。“必殺必中”の呼び声高い、その殺し屋の名は───。【著者情報】 伊賀智輝 漫画家。アルファポリス第9回漫画大賞優秀賞を受賞。代表作は『パンツァーガイスト機甲幽霊(竹書房)』など。
3.23
(2件)
発刊: 2023.10.14 ~
既刊1巻
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a「なあ、平成の大不況に生まれて 令和になったらコロナがきてよ。仕事も無くなって税金も上がって最低賃金は安いし、俺らみたいな底辺に未来はねえだろうが。欲望のままに生きて、何が悪いんだよ。」 ゼロ年代から続く大阪のシェアハウス。そこでは様々な傷を抱えた若者たち十人が共同生活している。令和元年夏。新たな二人の男女が引っ越してきた。今日も住人たちは互いの感情をぶつけ合いながら過激な青春を謳歌していく。搾取と分断の果てに、全てが崩壊するとは知らずに…… 暴力、淫蕩、怠惰、傲慢、嫉妬……地獄のシェアハウスで巻き起こる最悪の群像劇。【えずくろしい】京言葉で「不快」「あくどい」等の意。★続々重版出来&宝島社「このマンガがすごい!2022」オトコ編第13位『奈良へ』大山海最新作
最愛の両親を無念の切腹に追い込んだ憎き統一郎(とういちろう)に仇討ちするため、信州木谷藩を脱藩し江戸に向かう紗希(さき)と、それに同道した叔父の重蔵(じゅうぞう)と忍びの忠助(ちゅうすけ)。廻船問屋を力尽くで手に入れ、さらなる野望を燃やす統一郎は、江戸湾に浮かぶ無人島を手に入れ、選ばれし者の楽園・極楽島の建設を目論んでいた。執拗な刺客からの追撃など数々の困難に阻まれながらも、統一郎の所在が極楽島にあることを突き止めた紗希一行。悲願を果たすため満を持して決闘の地を目指すのだが……美しき女剣士が二親の仇討ちを果たす痛快時代劇コミック、堂々の完結!
発刊: 2023.10.24 ~
既刊1巻
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a空腹で今にも倒れそうな青年に公園で出会い、バイト先のまかない弁当を譲った大学生の大樹。お弁当を完食し寝落ちしてしまった彼をなんとか家まで送りとどけた大樹は、彼が「クグノヨシノリ」という名で執筆している小説家志望だと知る。お礼として五千円を差し出された大樹が慌てて受け取れないと返すも、ヨシノリに引く気はない様子。そこで大樹は、金額分のお弁当をヨシノリに届けることを提案する。何かとヨシノリの世話を焼いてしまう大樹は、彼が「未練」を抱えていることを知り……。表題作ほか、共通の趣味と過去の接点をきっかけに距離を縮めていく、正反対な大学生二人の恋を描いた「プリーズ・プリーズ・プリーズ」を同時収録。※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。
発刊: 2023.12.22 ~
既刊1巻
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aブラック企業で働き追い込まれた自分のキャリアを見つめなおすため、三年次編入により二度目の大学生活を送ることにした久世凛悟、30歳。年下の現役生に緊張しつつも優しいゼミ仲間に恵まれ安心する久世に対して、佐才大真だけは「社会で失敗したから出戻ってきた」と鋭い言葉を投げかける。ある日の飲み会で編入のきっかけを話した久世は、その帰り道、佐才から事情を知らず冷たく当たったとを謝罪を受ける。改めて同級生として関係を築いていけると喜ぶ久世だったが、酔っていた佐才に不意打ちでキスをされて――!? ※電子版はmimosa本誌掲載時のカラーページをカラーのまま収録しています。
行きづまりかけた人生が一瞬だけ見せる夢。青春の光と影を描く壮大な三部作。世界で絶賛を浴びる香港のアーティスト、リトルサンダーによる渾身の作品を一冊にまとめた388ページの特厚オールカラーコミック! 描かれるのは、人生に行き詰まりそうになった人々と「Kylooe(夢)」という不思議な生き物が織りなす3つの物語。第1章「憂鬱なトンボ・虹との別れ」 内気な女子高生ラムロクはある日、CDショップで、自分の暗い生活を変えてくれるような音楽と運命の出会いを果たす。バンドの名は「Downhearted Dragonfly」。そのアルバムを聴いてから目を覚ますと、自室にはアルバムのジャケットに描かれた生き物がいた。夢の世界で本当の自由を知り変わろうとしたラムロクが目にしたのは――。第2章「緑のトンネル」 わがままでおてんばな彼女と同棲する若者ラムは、彼女にせがまれ学生時代の恋人のことを話し出す。口をついて出るでたらめな恋愛話のなかで思い出すのは、本当に好きだった女の子、リンフェイのことだった。ある日つけたテレビから流れたアニメ「カイロー」はラムをあの日々へと押し戻すことになる。無口で繊細な芸術家だったリンフェイとの日々のきらめき、そしてある後悔がラムの心のなかに深く刻まれていた――。第3章「微笑みよ、さようなら」 感情を表に出すことを禁じられた世界で人々は感情を抑えこんで暮らしていた。感情を抑えるのが苦手な少年マイルは、いつも自分を厳しく叱っていた父の死に直面し、思わず泣き叫んでしまう。だが、収監され絶望するマイルが刑務所で知り合った男、ナッシュはいつも自由に笑っていた。感情をコントロールしようとする世界のなかで、マイルの夢に出てきた怪物カイローはあるヒントを与えるが――。2010~2012年にフランスで3冊のシリーズとして出版された作品『Kylooe』。リトルサンダー渾身の筆による美麗な線と彩色をあますところなく収録!