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作品数 : 5
おーなり 由子(おーなり ゆうこ、1965年2月18日 - )は、日本の絵本作家、漫画家。大阪府出身。夫は絵本作家のはたこうしろう。京都精華大学卒。1982年、『りぼんオリジナル』(集英社)秋の号に掲載された「路地裏の風景」で漫画家としてデビュー。1985年に初短編集『秋のまばたき』に続いて、1987年『六月歯医者』、1988年『グリーンブックス』、1990年『ともだちパズル』の計4冊の漫画作品を発表するものの、1992年の『天使のみつけかた』以降は活動の中心を絵本に移す。1999年には北村薫の『月の砂漠をさばさばと』の挿絵を担当した。NHK「おかあさんといっしょ」中の歌「あめふりりんちゃん」、「ハオハオ」の作詞も行なっている。
作品数 : 12
さべあ のま(1956年-、女性)は、日本の漫画家、イラストレーター。大阪府に生まれ、東京に育つ。高校時代から同人活動を始め、同人誌『楽書館』などに作品を発表。1978年『Peke』(みのり書房)に掲載された「帰郷」で商業誌デビュー。1980年代の「ニューウェーブ」作家の一人と目された。代表作に『モト子せんせいの場合』『ライトブルーペイジ』など。『月刊おひさま』連載の『スージーちゃんとマービー』は1999年NHK教育にてアニメ化されている。近年はおもにイラストレーターとして活動。デビュー前から高野文子と親交があり、デビュー初期には同じく「楽書館」で活動していた高野と互いの絵柄の類似が指摘されていた。実際にお互いの原稿を手伝っていたこともあるという(おしぐちたかし『漫画魂』より)。さべあの『はにほへといろは』巻末には高野との対談形式のイラストエッセイが収録されている。
作品数 : 6
五彩 きょうこ(ごさい きょうこ、1965年11月22日 - 2003年2月28日)は、日本の漫画家。神奈川県出身。3歳の時に埼玉県大宮市(現さいたま市)に転居する。女性。東京デザイナー学院中退。ペンネームの「五彩」は「多種多様な作品を生み出せる作家になりたい」との希望を込めてつけられた。
作品数 : 8
高野 文子(たかの ふみこ、1957年11月12日 - )は、日本の漫画家、イラストレーター。新潟県新津市(現在の新潟市秋葉区)出身。看護師として勤める傍ら、1979年『JUNE』掲載の「絶対安全剃刀」で商業誌デビュー。従来の少女漫画とも少年・青年漫画とも隔絶した作風が注目され、大友克洋やさべあのまなどとともに漫画界の「ニューウェーブ」の旗手と目された。デビュー30年で単行本7冊ときわめて寡作であるが、強弱のない単純な線と独特な演出方法、一読では理解しがたい心理描写などが特長とされる。夫はフリー編集者の秋山協一郎。秋山はワセダミステリクラブ出身で、奇譚社の発行人として大友克洋の『GOOD WEATHER』(1981年)『BOOGIE WOOGIE WALZ』(1982年)や高野の『おともだち』(1982年)を刊行している。秋山狂介名義で大藪春彦の評論・研究もおこなう。
作品数 : 17
樹村 みのり(きむら みのり、1949年11月11日 - )は、日本の漫画家。埼玉県出身。1964年、14歳にて「ピクニック」(集英社『りぼん』春の増刊)でデビュー。以後、夏休みや春休みごとに執筆する学生作家として1960年代から1970年代にかけて『COM』、『りぼんコミック』で作品を発表。アウシュビッツ、ベトナム、リオデジャネイロの貧民街などを舞台にしたり、普通の女の子の病気の一日を扱いながら登場人物たちの心の襞(ひだ)を緻密に描く作風により、マイナーながらもいわゆる24年組の一人に数えられる。大学卒業後、執筆を一時中断するが、1974年に『別冊少女コミック』(小学館)掲載の「贈り物」で復帰。小学生時代のエピソードを描きながら全共闘運動を暗喩として物語る。その後、少女と4人の下宿女子大生の交流を描いた「菜の花畑のこちら側」を発表、以後講談社、秋田書店等の少女誌や青年誌、レディース誌などで幅広い執筆活動を行う。近年は寡作であるが、宙出版の雑誌での過去作の再録、ヘルスワーク協会からは作品集が出版されている。2008年現在、朝日新聞出版の夢幻館にて読み切り連載を掲載している。また、秋本治、夢枕獏、みなもと太郎など、男性作家のリスペクターも多い。