カフェでプロポーズに玉砕し、人前で号泣…。しかもプロポーズ相手とはキスしたこともなく、彼氏とすら思われてなかった…。そんな残念教師・古屋先生(でも無駄にイケメン)の意外な一面を知り、恋に落ちてしまった杏! 積極的に迫るけど、残念な男のくせに先生のガードは予想以上に固く…!? 痛快★禁断コメディ!!
従兄弟で親代わりの奏と2人で暮らす椎名サクヤ。辛いときや哀しいときはいつも星を見上げ励まされてきた。そんなサクヤの誕生日に突然現れた不思議な少年チヒロ。優しい言葉を残し去っていった彼は一体、誰――!? はぐれ星たちの片恋ダイアリー、待望の第1巻!
『フルーツバスケット』の高屋奈月作品。 ファンタジーではなく、一般的な高校生男女の物語となっています。 主人公は、星空鑑賞同好会に所属している「椎名サクヤ」。 星を眺めるのが好きで、星々は歌っていることを感じ取ることができる女子高生です。 彼女は、従兄である「宮古奏」と同居していますが、奏は定職についておらず、サクヤのアルバイト代で生活をしています。 サクヤの誕生日の日に、サクヤが自宅に帰宅すると、奏は知らない青年と一緒にサクヤを祝ってくれました。 彼の名前は「葵千広」というが、奏も彼の正体を知らず、奏の勘違いから一緒にいたことが後に発覚すします。 千広が気になっていたサクヤは、同じ高校に千広がいたことに気づきます。 だが、星について語るサクヤに、千広は「嫌い」だと言い放つ。 その一言でサクヤは、千広が好きだったということに気づき、以降、基本的にはサクヤと千広が中心で物語が展開します。 フルバも家庭環境が複雑だったり、主人公の透からして最愛の母を亡くして、家がない状態でストーリー開始でしたが、本作はそれ以上に凄惨な生い立ち、家庭環境が描かれます。 虐待やいじめ、いじめの報復、果ては自殺を決意するような展開があるため、心にトラウマがある方は注意が必要な作品だと思います。 また、キャラの描き分けがいまいちで、時々誰が誰だかわからなくなることがありました。 女性キャラは少ないのでまだいいのですが、千広と奏、同級生「村上優里」の兄・優人、サクヤの担任の「久谷静」あたりが結構混ざります。 さらにストーリーが進むにつれてタッチが結構変わってきて、序盤は結構丸くて可愛らしい感じだったのですが、後半は主人公で女の子のはずのサクヤもシーンによっては同じ顔みたいになってくるのが残念でした。 ただ、全体的にはまとまっていて読みやすく、テンポの良い作品だと思います。 大変な過去を持って今ここでであった二人が、それでも曲がらないで、精一杯やった上で結末に至るまでのドラマは秀逸です。 ラストは賛否がでそうですが、最終回ちょい前の展開にがっかりしつつも、個人的にはそうであって欲しかった終わり方になっていて、とてもよかったと思いました。
by うにたべたい (528)高校生活初日に財布を落とした緑は、同じクラスの一条礼に助けてもらう。お礼を言うチャンスをうかがっていたけれど、彼とその友達の3人がなかなか学校に来ない…。噂では3人で問題を起こして停学になったみたいだけど…!? そんななか、緑は学校で禁止されているバイトをしているところを理事長に見つかってしまう!! 停学と特待の取り消しになるところだったけれど、理事長は見逃す交換条件に「彼らを学校に連れ戻してほしい」と提案してきて…? イケメン問題児3人組とのドキドキ・スクールデイズ開幕です!
人の心の声が聞こえてしまう鬼島さんと、心の声がとってもさわがしい山田さん。自分へと向けられる山田さんの全力の恋心が聞こえてしまう職場での日々を過ごすうち、いつの間にかその明るさと温かさに鬼島さんも惹かれていき――。聞こえているけど踏み出せない、でも育った気持ちは抑えれない、恋心まる聞こえラブコメディー!!
クールで近寄り難い英語教師の夏目先生。英語コンプレックスだった美少女・乙女はそんな先生の“動物好き”で優しい素顔を知る。いつしか先生に心惹かれ始め…。秘密の学園ラブスタート。
高校受験で一目惚れした男の子爽(そう)を追いかけて、寮に入ったわかば。でもそこは恋愛の研究をする「恋するためのハウス」だった!? クール男子や破天荒女子など6人が絡み合う寮内限定ラブゲームの開幕!!