週刊少年ジャンプさんの作品の書影

週刊少年ジャンプ

作品数:301

73,825

3.0

112巻まで読みました
3巻無料

ONE PIECE モノクロ版

レビュー(3176)件

既刊112巻

みさんのアイコン

mtakuya2
5ヶ月前

3.7

4巻まで読みました

ひまてん!

レビュー(39)件

既刊6巻

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ssss

ssssssss
5ヶ月前

3.3

4巻まで読みました

ひまてん!

レビュー(39)件

既刊6巻

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ssss

ssssssss
5ヶ月前

3.5

3巻まで読みました

しのびごと

レビュー(40)件

既刊5巻

ハギャさんのアイコン

ハギャ

hagya
5ヶ月前

4.0

9巻まで読みました

破壊神マグちゃん

レビュー(91)件

完結・全9巻

3.6

29巻まで読みました

週刊少年ジャンプ連載作品。
2019年から2025年まで連載しており、同時期には呪術廻戦やチェンソーマン、少し後にアンデッドアンラックやマッシュルなどの連載が始まりました。
様々な作品が連載開始し打ち切られていく中で、無難な人気を継続していた作品です。

主人公は、高校生の朝野太陽。
彼は幼少期に家族を失っており、以来ショックで他人との関わりを避けています。
そんな中で、唯一、幼なじみの夜桜六美にのみ心を許せる太陽でしたが、そんな六美を溺愛する変態教師・昼川凶一郎に目をつけられ、喉元にナイフをあてられます。
その時、謎の人物たちに助けられるが、彼らは皆、六美の兄妹であり、六美を含めた全員がスパイのスパイ一家だった。
実は昼川凶一郎も六美の兄でスパイなのだが、凶一郎は六美を溺愛しており、六美と懇意にしている太陽の命を狙っています。
それを迎え撃つ兄妹たちだったが、そんな兄妹ゲンカに終止符を打つため、太陽は六美と結婚することにする、という展開です。

最初はギャグですが、途中からバトルにスライドするジャンプの王道展開をとっています。
スタート時点からバトルにスライドしやすい展開になっており、ジャンプらしい作品といえると思います。
一方で、序盤は六美やクラスメイトの切崎殺香など、ラブコメ要素が入りそうなところもありましたが、途中からラブコメ要素は完全切り捨てとなりバトル漫画にシフトしています。
途中から太陽と六美の子どもが登場し、ラブコメ路線は完全になくなりヤンデレ気味な殺香も空気キャラとなったのは少し残念でした。
人妻の六美も完全に落ち着いてしまい、兄弟姉妹たちのサイドストーリーもなく、ラブコメ要素がなくなってしまったのは個人的に残念なところでした。
一方で、四女の四怨が露出変態キャラみたいになり、ジャンプ読者の注目を集めました。
四怨目的で読んでいた層も一定量いたのではないかと思います(私含め)。

バトルにシフトしてからは、夜桜家に流れる「ソメイニン」と呼ばれる血の力や"開花"と呼ばれる能力の覚醒という、パワーアップ要素が追加されます。
割と王道バトルな展開なのですが、次々と新たな敵が登場するのではなく、基本的に一本道なストーリーです。
太陽の両親の死の真相や、兄弟のパワーアップ、太陽と六美の子どもの登場がありますが、最終的な敵を倒すために夜桜家は最後の作戦を決行する展開となります。
大筋としてはわかりやすく、キャラクターも少ないのですが、それでも終盤はかなりごちゃつきます。
兄弟同士がわちゃわちゃする日常パートは良かったのですが、それも終盤はほとんどなくなり、ほぼバトルとなります。
終盤は読んでも頭にほとんど残らなかったというのが、正直なところですね。

日常パートは良かったのですが、クールで無自覚エロ担当だった四怨もあざとくなっていったのも残念なところです。
一方で、そんなごたごたの末に迎えた最終話はかなりきれいに収まっています。
終わり良ければ全て良し的なところもあり、トータルで悪くない作品だったと思います。

夜桜さんちの大作戦

レビュー(172)件

完結・全29巻

4.7

20巻まで読みました

週刊少年ジャンプに連載されていたギャグ漫画「ジャングルの王者ターちゃん♡」の続編。
タイトルだけを改題した続編ですが、完全に下ネタギャグマンガだった前作とは違い、改題後は長編のバトル要素が入ることが多くなりました。
アニメ化も改題後に決定され、"新"の内容がメインだったため、『ジャングルの王者ターちゃん♡』といえば、本作の方が有名なのではと思います。

主人公は、生まれてすぐにアフリカサバンナに置き去りにされ、チンパンジーに育てられた野生児・ターちゃんです。
ターちゃんは、類まれなる格闘センスでサバンナの動物たち守るためを密猟者と戦い、サバンナの平和を守っています。
キャラクターは前作から引き続き登場しますが、改題後に改めて舞台やキャラクターの説明などは行われていないです。
ただし、元々ストーリーのほとんどないギャグマンガだったということもあるので、特に説明がなくても読む上で問題なく楽しめると思います。
そのため、本作からでも十分に楽しめると思います。

前作は一話完結の形式でしたが、本作では長編のエピソードが挿入されています。
数話が進むと、ユンケル帝国の国王の推薦を受けて格闘トーナメントに参加することになります。
そこで王位簒奪の野心を持つマハラジャの企みと、彼が創り出したバイオ戦士との戦いに巻き込まれることになります。
ユンケル帝国編の後は、勁の力を扱う中国西派のトーナメントに出場、アメリカではターちゃんの出生の秘密に近づくMAXとの戦いに巻き込まれまれるなどのように続きます。

長編のバトル展開が挟まり、それが終わるとまた一話完結型のギャグマンガに戻る構成になっており、ヴァンパイア一族との戦いや、終盤では未来からきた昆虫人間と戦うという、ファンタジーやSF要素も含まれています。
戦闘の描写には人体の切断や全身火傷といったハードな表現があり、命を失いかねない生身のバトルが描かれているのが特徴的です。
一方で、非道な敵のふるまいに激怒したターちゃんが敵を誅つという、ジャンプらしいスピーディーでわかりやすい展開も魅力です。
また、シリアスな場面の間に下ネタギャグが挟まれ、テンポよく読みやすい作品となっています。

改題前に比較するとシリアスな場面は多いのですが、一方で、改題前からあった下品なギャグも健在です。
女性の全裸描写も相変わらず多く、いい大人がちんちんぶらぶらさせるに留まらず、時にはカウパーすら流しながらバキバキに勃起します。
アニメ化するとして、謎の光や不自然なカメラワークが必須になるような内容で、今改めて読むとよくアニメにできたなと驚きです。

新 ジャングルの王者ターちゃん

レビュー(55)件

完結・全20巻

4.2

46巻まで読みました

NARUTO、BREACH、銀魂と並び、2000年代のジャンプを代表する作品の一つです。
10クール以上のアニメ化、実写映画、ゲーム化に加え、2.5次元と呼ばれるミュージカルが、特に女性を中心に人気になりました。
テニミュと呼ばれるミュージカル版のテニスの王子様は20作品以上が作られ、もはや独自のジャンルとして確立されています。
テニスをテーマにしたスポーツ漫画なのですが、個性的なキャラクターたちにより繰り出す多様な技によって、通常では考えられないテニスが行われる内容になっています。

舞台となるのはテニスの名門校「青春学園中等部」。
そこに、アメリカのジュニア大会で連続優勝を果たした天才テニスプレイヤー・越前リョーマが転校してきます。
彼はその実力を示し、1年生ながらレギュラーに選ばれ、さまざまな試合でライバルたちと戦いながら成長していくストーリーです。

テニスマンガなので、テニスのテクニックや用語、うんちくが多数登場します。
主人公リョーマが得意とするツイストサーブや、2年生の海堂が得意とする弧を描くスネークショット、さらにはダブルスの戦略のオーストラリアンフォーメーションなどが登場します。
それに対する相手も中学生とは思えないスーパーテクニックで挑んでくるため、技の押収が熱い作品となっています。序盤までは。

途中からは、スネークショットがコートの横を回り込んで相手のコートに飛ぶ場面や、手塚部長がボールをコントロールして相手の返球をすべて自分のところへ引き寄せる"手塚ゾーン"を展開します。
さらに、全く弾まないショット放つなど、常識を超えた技が繰り出されますが、このあたりでもまだ理論的にはわからないでもない範囲です。
更に進むと、ダブルス要因だった菊丸先輩がシングルで出場、「やっぱりダブルがいい」と言い出すや否や分身します。
キャラクターたちはテニスをすることで「無我の境地」に達してオーラを纏いますが、「無我の境地」をすでに会得している部長は「百錬自得の極み」という最終奥義を開眼し、オーラのコントロールをして身体能力を向上させます。
リョーマの先輩である河村隆は、爆発的な力を込めたスマッシュ技である波動球を操りますが、ある試合では波動球を打ち合うという完全なバトル漫画に突入します。
波動球を開発した石田銀の撃つ波動球を食らうと、ガットが裂け、観客席まで吹き飛んで全身血まみれになる惨事が発生します。
この時放った、「ワシの波動球は百八式まであるぞ」というセリフはあまりにも有名です。
終盤ではドライブショットが体にまとわりついて顔面を攻撃するなど、攻撃技が基本になり、あるキャラは立ったまま気絶します。
もしまじめにテニスマンガとして読んでしまうと、テニスに対する誤解がすごいことになりそうなので、注意が必要ですね。

異次元のテニスっぷりにテニヌなどと呼ばれたりもしますが、それでもキャラクターたちは真剣で、展開は熱いです。
一方で、個性的なキャラ同士の掛け合いが読んでいて楽しく、女子人気が高いのも頷けました。

テニスの王子様

レビュー(767)件

完結・全46巻

4.7

24巻まで読みました

1988年連載開始の週刊少年ジャンプ連載作品。
ドラゴンボールや幽遊白書、スラムダンクと同時期に連載され、ジャンプの黄金期を象徴する作品の一つと思います。
後にROOKIESやべしゃり暮らしを描く森田まさのり氏の代表作です。

東京・吉祥寺に位置する帝拳高校を舞台にしたヤンキー漫画で、登場人物のほとんどは不良のレッテルを貼られた高校生たちです。
主人公の前田太尊は帝拳高校の番格で、彼の喧嘩に明け暮れる日常は描かれています。
リーゼントの髪型でタバコを吸い、仲間と共に教師を睨みつける"ワル"なのですが、恐喝やいじめといった弱者への一方的な暴力は行わず、ただ、自身のスタイルを貫いた姿勢によるものであるような感じです。。
暴力描写は多いですが、拷問や強姦、殺人といったシーンは無く、不良たちが自らの誇りをかけて戦うストーリーが展開されます。
ただし、高校生の飲酒や喫煙が当然のように描写され、教師への暴力はもちろん教師からの暴力、セクハラの描写も多く見受けられます。
明らかに教育には悪く、今はこういう作品は連載が難しい気がしますね。

序盤では、帝拳高校内でのボクシング部と応援団の対立や、吉祥寺近辺の高校同士の仲違いが展開されます。
中盤に入ると、東京を代表する不良たち「東京四天王」という設定が登場し、前田太尊もその一人に数えられます。
各四天王とのストーリーが入るのですが、全員がそれぞれ独特の魅力と男が惚れるほどの風格、そして強さを持っています。
終盤では、事情から四天王が共闘する場面があり、そのシーンは本当に奮えました。
また、四天王以外のキャラクターも個性強くて魅力的です。
絵もとてもうまく、回が進んでも捨てキャラはほとんどおらず、大尊以外の四天王のナンバー2や3でさえも、キャラクターと設定が印象深く記憶に残るほど、キャラの個性が光る作品です。
本気のバトルシーンだけではなく、コメディ回もおもしろくて、退屈の瞬間がない名作だと思います。
個人的には鬼塚がキャラクターとしては好きですが、ベストバウトは大尊vs葛西が熱いと思います。

非常にジャンプらしいスカッとする内容で、古い作品ですが今でも十分に楽しめます。
特殊能力や突飛な設定に頼ることない、等身大の不良たちのドラマが展開されるため、今ではなかなか読めない、当時ならではの作品といえると思います。

文庫版 ろくでなしBLUES

レビュー(29)件

完結・全24巻

3.8

43巻まで読みました

誰かが言った・・・全身の肉が舌の上でとろける霜降り状態の獣がいる、と・・・!!
人々は魅せられる、数多の食に・・・世は、グルメ時代・・・!未知なる味を求めて、探求する時代!!!

2000年代後半の週刊少年ジャンプを代表する作品で、アニメスペシャルではドラゴンボール、ワンピースと並んだこともあります。
作者の島袋光年氏は、『世紀末リーダー伝たけし』連載半ばで"やらかし"があったため打ち切り終了となりましたが、本作は見事に起死回生の一作となりました。
美食を題材にした内容ですが、いわゆる料理漫画ではなく、世界中に散らばる秘宝とも言うべき食材たちを求めて、美食屋・トリコと、料理人・小松が旅するストーリーです。

未開の味の探求のため、巨大ワニ『ガララワニ』を捕らえるために小松がトリコを雇ったところでストーリーが始まります。
ちなみに、ガララワニの推定捕獲レベルは5、捕獲レベル1で、プロのハンター10人がかりで捕獲できるレベルであることを考えると、捕獲レベル5の猛獣を捕まえて食べることなど到底不可能に思える。
だが、トリコと小松は、そんなガララワニに中でも特に長寿で巨大なガララワニ(推定捕獲レベル8)に遭遇、これを捕獲することに成功する。
この出会いを皮切りに、世界中のすごい食材を捕まえに行きます。

登場する食材は架空のもので、毒の位置が個体によって異なり無毒化が非常に難しいフグや、ビルほどの高さがあるとうもろこし、巨大なマンモスの体内のほんの一部である輝く肉などが登場します。
その中で、トリコを含むグルメ四天王の存在、国際グルメ機関と対立する美食會とのいざこざなどがあり、食材を巡って巨大な争いが勃発してゆきます。
グルメを題材としたバトル漫画であり、捕獲レベルも数十から100を超え、どんどんインフレしてゆきます。
トリコ、ココ、サニー、ゼブラら、グルメ四天王の技も強力になってゆく一方で、小松の料理技術も卓越になってゆきます。

途中まではそんな王道バトル漫画な雰囲気だったのですが、後半でトリコたちは"グルメ界"に突入します。
伝説の美食屋・アカシアのフルコースを揃えるのが目的ですが、以降はキャラも多く、かなり展開がごちゃごちゃしてきます。
とにかく熱く、シリアスな展開が続くのですが、食材が巨大化し、話が地球規模になります。
時間の流れが異なる空間や、「魂の世界」と呼ばれる別空間が現れたあたりでついてこれなくなったというのが正直なところですね。
序盤から張っていた伏線の回収が行われた結果ではあるのですが、個人的には中盤までの、不可思議な食材を追い回していたあたりが良かったです。

小松の成長も本作のポイントの一つで、幻のスープ・センチュリースープを完成させ、調理が非常に困難な薬膳餅の簡単な調理法を編み出して大勢の人の命を救います。
なお、小松は鼻の穴の大きな小男なのですが、彼がある意味で天然ジゴロで、トリコたち四天王全員からモテる描写があって、ぶっちゃけたところなろう系っぽいです。
ただ、女性キャラが極端に少なく、いたとしても節乃や千代などのおばあちゃんキャラの印象が強いです。
小松とくっつきそうな女性料理人・ののも終盤登場したのですが、結局ラストまで小松はトリコとコンビなので、小松は女性からモテる描写の無い(野郎からはある)なろう系主人公ですね。

基本はやはり今どき珍しいほどの王道バトル漫画でした。
43巻と長期連載ですが、少年漫画らしい少年漫画を読みたい方におすすめします。

トリコ

レビュー(823)件

完結・全43巻

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