諸星大二郎

諸星大二郎の作品集はだいたい2.3作品くらいは刺さるものがあるのだが、今回はいまいちだった
子供の王国はかなり好き
子供と大人の関係性の変化については考える余地がある

ジャンプスーパーコミックス版にて。
諸星大二郎にとって原点的な作品。初連載作品にも関わらず様々な資料から描かれていて諸星大二郎のすごさが現れていると思う。ジャンプなので伝奇アドベンチャー、ミステリー要素もありつつ、少年がどんどん強大な未知のものに飲み込まれていく様子、心境の変化等、一巻に非常によくまとめられている

好きな短編あり。

好きな短編あり。

諸星大二郎SFの空気感がわかる。
改めて読むとめちゃくちゃいい短編集だった。
A5版には収録されていない浸蝕惑星とティラノサウルス号の生還目的で購入したが、全体を通してめちゃくちゃ完成度高いSF短編集。今のところ諸星大二郎の短編集で一番好き

あんま。

諸星入門書

「夢の木の下で」の文庫版

昔風に言うと"怪奇幻想小説"のコミカライズ版のような作品。
奇怪な大きな箱からの脱出を目指す主人公たち。
画風が伊藤潤二っぽいのも相まって楽しいです。
アニメ絵に慣れた人には少し辛いかもしれません。
3巻の錯視を使った謎解きが特に面白かった。