栗橋伸祐さんの作品の書影

栗橋伸祐

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仮面ライダー響鬼・劇場版のコミカライズ作品。 若干アレンジが加えられている他は基本的に原作を準拠した内容となっています。 劇場版響鬼はTV版企画段階では存在した戦国時代を舞台にした作品で、人々に蔑ろにされてバラバラになった8人の鬼たちが、オロチに苦しめられる人々を救うため手を取って戦うという、本放送とは別の時代の響鬼ら鬼たちの活躍を描いた内容になっています。 私的には、本作の劇場版ライダーは初めてラルクやランスを見たとき、いやそれ以上に衝撃のデザインでした。とても仮面ライダーに見えないフンドシでマッチョなライダーたちが登場します。 映像作品では冒頭で現代のヒビキさんや明日夢のシーンがありますが、本作では最初から最後まで戦国時代の話となっています。 そのため、本作中ではライダーという単語すらも出てきません。 ムキムキの鬼たちが、肉弾戦ではなく楽器を奏でることで戦っているので、響鬼未視聴で読むと意味わからなくなること請け合いです。 本作だけでも楽しめると思いますが、TV版を視聴しておくことをおすすめします。 作画についてはマッシヴな鬼たちを十分描けていると思います。 ただ、バトルシーンに関しては、動きがあまり感じられず、迫力が弱いと感じました。 凍鬼の音撃殴 一撃怒涛のシーンなど、良かったシーンもあるのですが、響鬼と歌舞鬼の戦うシーンはただの絵の連続になっていて、命を賭して戦っている様子にはとても見えませんでした。 役者さんはだいぶ特徴を捉えられています。ちょっと目がキラキラしすぎている気もしますが、雰囲気が似ていて映像作品のイメージを壊さないと思います。コミカライズ!って感じ。 映像作品はレンタルなりで視聴が難しいわけではないので、わざわざコミックで読むメリットはないと思います。 私はコレクターズアイテムとして所持していますが、よほどライダーマニアというわけでもない限りは、本作を見たければDVDを借りるほうが良いと思います。

by うにたべたい (525)
『黒鉄ぷかぷか隊』の書影

黒鉄ぷかぷか隊

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発刊: 2008.12.15 ~

既刊4巻

新刊通知

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とある街でギルドの依頼を受けて暮らす、しがない中年冒険者〝おっちゃん”。だがその正体は、実はダンジョンのモンスター『シェイプ・シフター』。彼は特技の変身能力を利用し、第二の人生は平穏な人間の街で、気楽に暮らすことにしたのだった。ギルドの受付嬢アリサなどとも知り合い、望み通りの生活をゲットできたのも束の間、生来お人好しな彼は、つい情に流され、多彩なトラブルに首を突っ込むはめに。 だがそのたびに、おっちゃんは得意の変身と「モンスター業界」で培った経験&知恵を駆使し、事件を次々解決に導いていく。 ユーモラスにして痛快な〝おっちゃん”の大活躍……個性あふれるファンタジー冒険譚が、いよいよ開幕!「小説家になろう」発の人気作を、ファンタジー漫画のベテラン・栗橋伸祐がコミカライズ。空気感や温かを感じさせる丁寧な作画は、自身が冒険者となり異世界に飛び込んだかの様な没入感を与えてくれます。また、推薦文もいただいております。「ルナル・サーガ」「央華封神」の友野詳先生(グループSNE) 推薦!『おっちゃんになっても冒険は楽しいからなあ。そして、おせっかいと言われても、若いもんをついついほっとけんのよ。わかるわー、共感しかないわー。』ファンタジーやRPGが好きな方にお勧めの一冊です。

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