劇場版仮面ライダーヒビキと7人の戦鬼

石ノ森章太郎栗橋伸祐

3.00

333

発刊:2005.12.22 〜

既刊1巻

『劇場版仮面ライダーヒビキと7人の戦鬼(1)』巻の書影
うにたべたいさんが読んでいます

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5.0
4.0
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1.0
3.00

1件の評価

2.8

1巻まで読みました

仮面ライダー響鬼・劇場版のコミカライズ作品。
若干アレンジが加えられている他は基本的に原作を準拠した内容となっています。

劇場版響鬼はTV版企画段階では存在した戦国時代を舞台にした作品で、人々に蔑ろにされてバラバラになった8人の鬼たちが、オロチに苦しめられる人々を救うため手を取って戦うという、本放送とは別の時代の響鬼ら鬼たちの活躍を描いた内容になっています。
私的には、本作の劇場版ライダーは初めてラルクやランスを見たとき、いやそれ以上に衝撃のデザインでした。とても仮面ライダーに見えないフンドシでマッチョなライダーたちが登場します。
映像作品では冒頭で現代のヒビキさんや明日夢のシーンがありますが、本作では最初から最後まで戦国時代の話となっています。
そのため、本作中ではライダーという単語すらも出てきません。
ムキムキの鬼たちが、肉弾戦ではなく楽器を奏でることで戦っているので、響鬼未視聴で読むと意味わからなくなること請け合いです。
本作だけでも楽しめると思いますが、TV版を視聴しておくことをおすすめします。

作画についてはマッシヴな鬼たちを十分描けていると思います。
ただ、バトルシーンに関しては、動きがあまり感じられず、迫力が弱いと感じました。
凍鬼の音撃殴 一撃怒涛のシーンなど、良かったシーンもあるのですが、響鬼と歌舞鬼の戦うシーンはただの絵の連続になっていて、命を賭して戦っている様子にはとても見えませんでした。
役者さんはだいぶ特徴を捉えられています。ちょっと目がキラキラしすぎている気もしますが、雰囲気が似ていて映像作品のイメージを壊さないと思います。コミカライズ!って感じ。

映像作品はレンタルなりで視聴が難しいわけではないので、わざわざコミックで読むメリットはないと思います。
私はコレクターズアイテムとして所持していますが、よほどライダーマニアというわけでもない限りは、本作を見たければDVDを借りるほうが良いと思います。

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