横溝正史さんの作品の書影

横溝正史

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作品数:27

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27

『犬神家の一族』の書影

犬神家の一族

320

発刊: ~

完結・全2巻

昭和2×年2月、那須湖畔の本宅で信州財界の大物・犬神佐兵衛(いぬがみさへえ)が裸一貫から築いた莫大な財産を残し、家族に見守られながら他界した。その遺産の配当や事業相続者を記した遺言状は、長女松子の一人息子佐清(すけきよ)が戦地から復員してから発表されることになっており、一族は佐清の帰りを待つところとなっていた。佐兵衛は生涯に渡って正妻を持たず、それぞれ母親の違う娘が3人、皆婿養子をとり、さらにそれぞれに息子が1人ずついたが、お互いが反目し合っていた。 同年10月、金田一耕助は東京から単身で犬神家の本宅のある那須湖畔を訪れた。犬神家の顧問弁護士を務める古館恭三の法律事務所に勤務する若林豊一郎から、「近頃、犬神家に容易ならざる事態が起こりそうなので調査して欲しい」との手紙を受け取ったためであった。那須ホテルを宿泊拠点とした金田一は、湖畔から犬神家の豪邸を望んでいたところ、犬神家に寄寓している野々宮珠世の乗っているボートが沈みかかっているのを目撃し、犬神家の下男の猿蔵とともに珠世を救出する。ボートには穴が開けられており、猿蔵の語るところによると、珠世が何者かに狙われたのはこれで3度目だという。その後、金田一がホテルに戻ったところ、若林が何者かによって毒殺されていた。知らせを聞いて駆けつけた古館の語るところによると、どうやら若林は犬神家の誰かに買収されて、法律事務所の金庫に保管している佐兵衛の遺言状を盗み見てしまったらしい。先行きに不安を感じる古館の依頼で、金田一は犬神家の遺産相続に立ち会うこととなった。

『悪霊島』の書影

悪霊島

247

発刊: 2004.9.5 ~

既刊1巻

瀬戸内海に浮かぶ刑部島。そこに滞在していた男が姿を消した。行方捜しを依頼された名探偵・金田一耕助は、磯川警部から男の怪死を知らされる。さらに男は不吉な言葉を遺していた。「あの島には悪霊がとりついている、鵺の鳴く夜に気をつけろ」……呪われた絶海の孤島、人呼んで「悪霊島」を舞台に、凄惨な連続殺人はもう始まっていた! 横溝正史の傑作ミステリーをJETが漫画化。表題作ほか『鴉』を収録。

『本陣殺人事件』の書影

本陣殺人事件

237

発刊: ~

既刊1巻

雅な琴の音に彩られた、名家の婚礼。その初夜に起こった凄惨な殺人事件に名探偵・金田一耕助が挑む! 雪の中の密室、謎の指の血痕、深夜に響いた琴の音の謎とは……!? 横溝正史の傑作ミステリーをJETが漫画化! 表題作ほか『車井戸はなぜ軋る』を収録。

『犬神家の一族』の書影

犬神家の一族

234

発刊: ~

既刊1巻

犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛が莫大な遺産を残して亡くなった。その相続をめぐり、斧(よき)・琴(こと)・菊(きく)――大財閥・犬神家の家宝になぞらえた、戦慄の連続殺人事件が幕を開けた! 華麗にして恐ろしい、横溝正史の金田一耕助シリーズ代表作をJETが迫力の漫画化!!

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