藤沢とおるさんの作品の書影

藤沢とおる

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magma

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2年前

5.0

31巻まで読みました

青春

湘南純愛組!

レビュー(92)件

完結・全31巻

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magma

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2年前

5.0

25巻まで読みました

教科書

GTO

レビュー(442)件

完結・全25巻

3.8

9巻まで読みました

週刊少年マガジンで連載し爆発的な人気があったGTO、その連載終了から7年越しの外伝。
GTO本編中に、テレビ番組で「生徒を生き埋めにしかけたことがある」ということを語って問題になったエピソードがあるのですが、本作はその事件のほとぼりが冷めるまで、実家のある湘南に鬼塚英吉が身を潜めるところから始まります。
その間、冬月あずさから、知り合いの勤めている養護施設で子供たちと共同生活をしないかと持ちかけられるのですが、そこの子供たちが曲者揃いで、鬼塚はその施設の子供たちが抱える問題にジャーマンをかますという展開。

基本的には舞台が変わっただけで、GTO本編と同じ流れになります。
ただ、こちらは児童虐待を扱う展開が多く、身体的、心的、性的に一方的な苦痛を味わっていた、あるいは味わわせようとされているという重い内容が多いように感じました。
また、そのため子供の心のひねくれ様もこちらの方が強く、理不尽に鬼塚がキレて感情的に解決することが多い印象です。
GTOに比べると各ストーリーでスッキリすることがあまり無かったように思います。

また、GTO以上に"湘南純愛組"のキャラやストーリーが絡んできます。
特にメインヒロインの1人は湘南純愛組からの引き続きなので、読んでいた方が良いかと思います。
なお、GTOは読んでいないと状況が分からなくなるため、必須で読んでおく必要ありですね。

面白かったですが、GTOに比べると生徒の事情は深くなったもののストーリーの作りとしてはダウンした印象です。
ただ、本編終了後も鬼塚英吉の活躍が読めるのはうれしかったです。
GTOを読んで面白かったら、併せて読むのをおすすめします。

GTO SHONAN 14DAYS

レビュー(47)件

完結・全9巻

4.7

25巻まで読みました

"はじめの一歩"、"ラブひな"、"カメレオン"と並び、週刊少年マガジンの黄金期を支えた作品の1つ。
最強の不良と恐れられ数々の伝説を持った「鬼塚英吉」は不純な動機から教職に就く道を選ぶ。
女子高生パラダイスを夢見て就任した先はまさかの中学校だった。
吉祥寺の私立中学を舞台に、型破りな教師"鬼塚"が暴れ回るという内容です。

反町主演でドラマ化していて大ヒットしました。
また、アニメにもなってます。
アニメのOPは1期がラルク、2期がポルノと、良曲とも言わずと知れた名曲なのですが、何気にEDの"しずく"も個人的にお気に入りです。
同作者の前作"湘南純愛組!"の続編で、鬼塚以外のキャラも1部引き続き登場します。
前作は読んでいなくでも楽しめますが、読んでいた方がキャラ同士の掛け合いなどで深みが出るのかなと思います。
私は湘南純愛組未読ですが、十分楽しめました。

鬼塚の赴任先は学内でも有名な問題児の固まっているクラスで、各生徒の悩みやいざこざに鬼塚がジャーマンを食らわせる展開。
よくある学園モノのフォーマットといえばそうなのですが、鬼塚は、生徒の母親に容赦なくエロい目を向け、ムカつく生徒を全力でぶん殴り、積立金をキャバクラで使い込み、ドンケツで屋上から落として殺してしまった(実際は気絶)生徒を山に埋めて隠蔽しようとする、教師でいいのかというキャラクターです。
生徒の悩みも論理より体力で何とかすることが多いのが特徴で、やっていることはむちゃくちゃですが、袋小路をハンマーで叩き壊して道を作るような展開がとても楽しい作品でした。
鬼塚以外の教師陣も個性的で、犯罪レベルの変質者が数名交じってますが、それも含めておもしろかったです。

本作の続編がいくつかあります。
湘南純愛組含めて、そのうち読みたいと思います。

GTO

レビュー(442)件

完結・全25巻

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