桃山なおこさんの作品の書影

桃山なおこ

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桃山なおこの作品

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『恋の中』の書影

恋の中

116

発刊: 2010.3.6 ~

既刊1巻

『恋を胸に』の書影

恋を胸に

88

発刊: ~

既刊1巻

大人の恋の始まる瞬間 『恋の中』『その気持ちに名前をつける』と、さかのぼって読んできて、やっぱりこの作家さんは心を読ませるのが上手い! しかも、これがデビュー単行本だというから、それを加味しても素晴らしいと思います! どれも短編なんですが、多分登場人物に付随するストーリーは沢山あるんでしょうが、その二人がもしくは片側が、恋を意識する、恋に堕ちる瞬間というのを、うまーく捉え抜き出して、短いページで見せていることが見事なんです。 そこには無駄なストーリーも解説も一切なくて、ただ的確に胸をキュンと掴む瞬間を見せるのです。 エチもエロもほとんどなくて薄いのに、この胸のトキメキは大人のものだと思います!! 後輩の告白に意識しだし、その仕事の実直さにどんどんトキメイて確信になる先輩社員の心。 年齢差から越えられなかった壁を、距離を、二時間もかかる距離を走りとおした真摯な気持ちに再確認する愛情。 友情が愛情に変わる時 腐れ縁もまた愛の形 過去があるから今の幸せな自分があるんだよ、という話 一番切ない、相手を守る為の逃避行 真夜中のバイトで二人きり、その限られた短時間で変わっていくノンケ青年の心。 この数々の形がそれぞれに色を持ち、くるくる回って自分を魅了する。 大人の女性に是非見てもらいたい、あったかいトキメキの一冊だと思います。【This item is excerpted from "http://www.chil-chil.net/top/". 】

『この世界でたった二人』の書影

この世界でたった二人

88

発刊: 2011.6.5 ~

既刊1巻

炭鉱のある田舎町に着いた根津は、駅前でチンピラに絡まれ殴り合いの大喧嘩になる。お座敷で酒を楽しんでいたヤクザの次男坊・城戸は窓から覗き、根津の喧嘩の腕を見初め、止めに入り呼びつけ、「俺の用心棒にならないか?」と誘う。ヤクザと係わり合いたくない根津は断るが有無を言わさず押され、城戸に付くことに。日々、傍で過ごすうちに、城戸の組内に不穏な空気が流れているのを知る。城戸が囲っている謎の男・譲も現れ…。根津、城戸、譲…そして組の行方。運命を共にするのは誰なのか?

天然デリカシー無しの梶と無愛想な宇佐美は犬猿の仲。ある時、普段憎まれ口ばかり言う表情からは想像もつかない宇佐美の優しい視線に気づく。その先にいたのは共通の友人。そんな目を見てしまうと宇佐美のことを嫌いにはなれなかった高校時代。そしてその友人の結婚式で8年ぶりの再会をする。平気な顔で参列する宇佐美の心を探る梶だったが…。

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