中学3年生の夕城美朱(みあか)は現在、花の受験生。女手ひとつで育ててくれた母親の期待に応えるために、超難関進学校の城南学院を目指して猛勉強の毎日を送っている。ある日、美朱は親友の唯と受験勉強をしていた図書館で「四神天地書」という古い本を見つけた。この本を読み終わると、本の主人公と同じように朱雀(すざく)の力を手に入れて、望みがかなうという。その本を開いてしまった2人は、本の中に吸い込まれてしまい…!?
人と共に八百万の神々が生きる神話の世界。6年ぶりに、国を治める秘女王の交代の儀式が行わるが、女の子に恵まれなかった秘女族では、男のアラタが女装して儀式に出ることに。ところが、秘女王の臣下である十二神鞘の革命に巻き込まれ、アラタは秘女王殺しの罪を着せられる。そして逃げこんだ森で巨木に飲み込まれてしまい…
時は大正時代。多喜子は、父・永之助が訳した中国の書物「四神天地書」の中に突然吸い込まれる。降り立った異世界で、自分が玄武の巫女だという運命を知り…!?「ふしぎ遊戯」の始まりの物語、玄武の巫女の伝説が今、幕を開けた。ファン待望の第1巻!!
「ふしぎ遊戯」最後の白虎編、ついに始動!前作、「ふしぎ遊戯玄武開伝」の完結巻から5年!ついにシリーズ最後の四神「白虎」編が開幕―――!!待望の「ふしぎ遊戯白虎仙記」第一巻が、いよいよ発売となる!!時は大正12年・・・。奥田永之助の娘・多喜子と、四神天地書にまつわる玄武の物語は、世間的には父と娘の心中・・・などといったスキャンダラスな事件として葬られようとしていた・・・。その事件の“真相”を知っていたのは、奥田の弟子であった大杉。奥田から「四神天地書」の“処分”を頼まれた大杉にはまだ幼い娘・鈴乃がいたのだが・・・・ある日・・・・!?