バロン吉元さんの作品の書影

バロン吉元

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作品数:21

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プロフィール

バロン 吉元(バロン よしもと)は、日本の漫画家、画家。本名、吉元 正(よしもとただし)。1960年代 - 1970年代にかけて巻き起こった劇画ブームの全盛期を築いた劇画家の一人である。中国旧満州生まれ、鹿児島県指宿市育ち。鹿児島県立指宿高等学校卒業。武蔵野美術大学西洋画科を中退。柔道は黒帯の腕前。

バロン吉元の作品

一覧
『柔侠伝』の書影

柔侠伝

303

発刊: 2019.02.15 ~

既刊1巻

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十九歳の若き柔術家・柳勘九郎は父の遺訓である「打倒・講道館柔道」を胸に上京する。文明開化に揺れる東京の街。青春の彷徨。理不尽と不条理、矛盾と欲望ー男の胸を、誰が知る。学生運動の嵐吹き荒る1970年代、右も左も読んでいた――「今」を生きる全ての人に。バロン吉元の最高傑作が蘇る。●雑誌掲載時のカラーページを再現。画業60周年記念 新装・新編集版『柔?伝』の連載開始と共に幕を開けた1970年代。同作の誕生から半世紀となる2020年を目前に控え、リアルタイムで連載を読んでいた鈴木敏夫(スタジオジブリ・プロデューサー)は下記のように述べている。「自分のベッドの傍に置いてある本の中で、漫画はバロンさんの作品だけです。自分の生きるスタンスをどこに置くべきか悩んだ時期に『柔?伝』に描かれている生き方が大きなヒントになりました。ヤクザも学生も夜の女たちも、皆が同じ空気を吸っている。世界が分断されていない。その中で主人公が見せるリアルな明るさというのは、『前向き』というのとは違って、いつも『今、ここに生きている』姿です」作中では理不尽と不条理の渦巻く社会の矛盾が色濃く描かれる。その中で主人公の柳勘九郎は、時に信念を貫き、時に揺らぎながら生きていく。多情多感、義侠心の強い彼の精神はバロン吉元の美学に基づいたもので、学生運動の盛んであった連載当時「右も左も、真ん中も読んでいた」と評される本作。そこに描かれる個性豊かな人々の生き様は、70年代を代表するヒット作品として多くの読者の共感を得、その人生観に多大な影響を与えてきた。日本を取り巻く情勢や、暮らし、流行など、様々な様式は当時と現代とでは大きく異なる。しかし、多くの人が生きることに困難を感じ、先の見通しが立てられない現代においてこそ、主人公・柳勘九郎が魅せる「今、ここに生きている」姿は更に輝きを放つ。今、この時代に新装版として蘇った本作は、単なるノスタルジアではなく、“平成のその先”を手探りで迎えようとしている我々にとって「新たな出発点」となり、同時に世代を越えた「回帰点」となるだろう。本作が多くの人にとって頼もしい道しるべとなり希望の灯となることを願う。

『陰獣』の書影

陰獣

3.08

297

発刊: 2009.07.29 ~

既刊1巻

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『マシン・命』の書影

マシン・命

251

発刊: ~

既刊1巻

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世界の自動車王・本田宗一郎の少年時代と青年時代を描く、バロン吉元先生の傑作劇画。全1巻。B6判サイズ。

『徒然草』の書影

徒然草

217

発刊: 2000.08.01 ~

既刊1巻

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作品レビュー

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hiさんのアイコン

hi

81hi81
5年前

4.0

1巻まで読みました

陰獣

レビュー(1)件

既刊1巻

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