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作品数:2
全405件
かわこ
4.0
期待大!面白いです。アニメ化が映えそう。
メダリスト
レビュー(405)件
既刊12巻
FLAG
4.5
フィギュアスケートを題材にした熱いスポーツ作品です。11歳でフィギュアスケートを始めた少女・結束いのりと指導者である明浦路司の二人を中心として、二人三脚で進んでいく物語。今のフィギュアスケート界では5、6歳の頃から練習を始めている事や金銭面でシビアな問題などもしっかり触れてくれてリアリティがありました。作者の画力が高く、描くのが難しいスケートのシーンの描写も迫力を感じられて読んでて息をのむような事も多々あるのも良いですね。自分に自信が持てないいのりがフィギュアを通して人間としてもたくましくなっていく様子を今後も見ていきたいです。
スイ
5.0
私がフィギュアスケートの漫画を読んだのはこの作品で2作目です。取材は勿論、かなりの画力を要求される題材であり、描くのは本当に大変だと思いますが、『メダリスト』は文句なしに面白いです!現在何かに挑戦している人、これから挑戦したいものがある人、そういう人達にフィギュアスケート関係なく是非読んで欲しいと思える漫画です!自分も頑張ろうと、前向きに、諦めずに、もう一度全力でやってみようと思わず奮い立ちます!本当に心に響く言葉が多く、登場する人物皆がメチャクチャカッコ良くて、先生のインタビューに『脇役がいないようにしたい』と書いてありましたが、まさしく皆が主人公のようです。フィギュアスケートの華やかさの裏側の『努力の奇跡』――生徒と先生の二人三脚をしっかり描いているため、演技のシーンでは物凄く感情移入してしまい何度もドキドキハラハラし、感動して涙が出てきそうな程でした。失敗しても立ち上がる姿や笑顔が本当に素敵でした。いのりちゃんだけでなく司君、そしてメダリストに登場する皆がこれからどう成長し、どんな選手になるのか、そして世界に羽ばたいていくのか楽しみです!!
タマゴマン
一話一話とにかく夢中なって読みました。可愛くてカッコよくて熱い、何回も読み返したくなる漫画です。特に二巻の最初の話は何十回も読み直すほど面白かったです。今後もっと人気になっていく漫画だと思います。
ギヨタン
このレビューにはネタバレを含みます。
舞台はフィギュアスケート強豪国日本、その中で特に盛んな愛知県名古屋市。成功する選手の大半が小さな頃から始める中、主人公・結束いのりは母親に「フィギュアスケートがやりたい」と言い出せないまま、11歳になってしまった女の子です。その彼女が、こそっと忍び込んでいたスケートリンクで、金銭的な事情から同じく競技を始めるのが遅く、世界への切符にあと一歩届かなかった元選手・明浦路司と出会い、コーチになって貰うことから物語の幕が開けます。フィギュアスケートのノービスクラスを題材にした選手とコーチ、二人三脚で金メダルを目指すW主人公の熱くて涙溢れるスポーツ漫画です。きちんと明言されているわけではありませんが、この作品には所々にいのりが発達障害であることを匂わせる描写があります。周囲にも親にさえも“出来損ない”と思われている彼女が、司という優しい大人と出会い、大好きなフィギュアスケートを懸命に滑ることで自信を取り戻していく姿が涙を誘います。純粋無垢なところが本当に魅力的で応援したくなるキャラクターですね。加えていのりのライバルとなる女子選手らもまた、それぞれがそれぞれにいろいろなものを背負って競技に挑んでいるので、敵味方関係なく「箱推し」になってしまう最高に熱い漫画です。今のところ、何度も読み返しているほど大好きな名シーンは「名港杯 初級女子FS編」のブロークンレッグですね。いつも自信がなかったいのりがフィギュアスケート選手として変わり始めるところ、そしてその姿を見て涙を流すお母さんが胸を打ちます。プロの漫画家さんの中にもファンを明言されている方がたくさんいるほど、今注目の作品なので間違いなくオススメします。
加田 はじめ
引っ込み思案な少女とアツいコーチが、力を合わせてフィギアで世界を目指す。いのりのキャラが可愛いし(3話冒頭の手をブンブンさせているところ最高)、スケートの表現が抜群に上手い。どこに体重をかけて滑っているのか、というのが分かる。特にフライングシットスピンのシーンは鳥肌モノ。
きゃないん
いのりのリンクに賭ける執念は。ひたむきな想いは。夢を追いかけている人。夢を諦めた人。夢を探している人 。いずれにもド直球で響きます。その熱に司は突き動かされ、その涙に僕の心は大きく揺さぶられました。いのりにとってスケートは存在証明であり、自己表現であり、人生を懸けた夢でもある。その熱量と情熱は読者を傍観者のままでいることを許さない。いてもたってもいられなくなるんです。僕は正直悔しいとさえ思いました。彼女の夢に懸ける覚悟を前に、自分の覚悟の、想いの薄っぺらさを思い知りました。僕は何をやっているんだと自分に対する怒りすら湧いてきましたよ。対抗心をメラメラ燃やし、負けたくないと、真剣にそう思いました。悔しいのは夢の残り火がまだ心の中に残っている証拠。あの涙に、あの笑顔に、まんまと焚き付けられました。諦めるのはまだ早い。僕はまだリンクに傷跡すら残していないぞ。内から沸き上がる衝動と情動を抑え切れません。こんな気持ちがまだ自分に残っているだなんて夢にも思いませんでした。この興奮と感動と高揚感をぜひ皆さんと共有、共鳴、共感、共体験したい。この作品は本物です。ガチのマジで令和一お薦めの作品です!
mk
叶えたい夢に向かって頑張る姿に感動しましたイラストも綺麗で迫力ある描写もあり最高です今後も応援させていただきます
モーガン
4.9
絵に繊細さと力強さの両方を感じます。主人公のいのりちゃんは可愛いですし、もう一人の主人公、司の強い決意も、作者の画力によって説得力が半端ないです。なにより話も面白いし、続きが気になります。2巻終了の時点で司の過去をまだ深く掘り下げてないから、その秘密が主人公の二人にどう影響するか、展開に目が離せないです。
◎けんろう.?◎
例えば自分には何もないと感じたとき。何かをしたくてもはじめの一歩を踏み出せないとき。何かを成そうとして結果に結びつかなかったとき。休日をゴロゴロ過ごして日が暮れる頃に後悔してきたとき。本気を出せばこんなものじゃないと部屋の中を無我夢中で駆け回りたいとき。 そんな日々の瞬間に「明日また頑張ろう」と立ち上がれるような力を、大人も子供も求めているのだと思う。 『メダリスト』はそんな大人と子供のための作品だ。 氷上で挫折したスケーター・司と何も持たない少女・いのりが、フィギュア王国・名古屋のリンクで巡り合い、「メダリスト」を目指し歩み出していく。物語としてそれ以上の説明はいらない。 いつかの挫折が巡りめぐって誰かの支えになったり。踏み出した先が茨の道で、それでも歩みを止められなかったり。遠くなっていく光を追いかけたり、何度転んでも笑顔で立ち上がったり。そんな姿に心震わせ泣きそうになる自分にふと気づいてみたり。 一見違う世界に生きる大人と子供の物語に惹かれるのは、それが誰もが通ってきた道で、誰もがこれから経験するに違いない道だからだと思う。 物語は序盤も序盤。今から読んでもすぐに追いつける。追いついてからページをゆっくりと閉じ、「明日また頑張ろう」という勇気が湧いてくるのを是非その身で感じてほしい。 個人的には狼嵜光ちゃんがイチ押しです。
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