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作品数:22
全390件
ななごん
3.0
こわいめう
モンキーピーク
レビュー(196)件
完結・全12巻
こわー
モンキーピーク the Rock
レビュー(68)件
完結・全9巻
パイナップル
3.6
このレビューにはネタバレを含みます。
サバイバル×未知なる生物かと思いきや、登山者に恨みを持った人々の復讐劇だった!その展開は嫌いじゃない?ただ、あまりに猿の超人的能力が白けさせる結果となった。
うちゅんちゅ
2.0
クズの集合体。早乙女と宮田だけが良心。
トムソンタキマ
ただでさえ過酷な山と環境なのに猿強すぎるよ。。。
ryokin
なぜか全部よんだ
うにたべたい
4.7
前作、モンキーピークの続編。モンキーピークの生き残りの3人の内、佐藤を除く2人が再度主役となります。また、スピンオフのモンキーサークルで主役だったシマも登場し、恨みを晴らすため戦いに身を投じるストーリーです。岩砕山の事件から1年後、生き残った早乙女と佐藤、宮田は平穏な日々を過ごしていた。一方で、安蔵の森にて謎の猿のような生き物の目撃例があった。その調査のアドバイザーとして早乙女に要望があったが、二度と猿に関わりたくない早乙女はそれを断り続けていた。ある日、早乙女は安蔵の森調査に入った宮田が行方不明になったという知らせを受ける。早乙女は内閣調査室によって自衛隊を中心として編成された捜索隊に入り、宮田を救うため猿の出るという森に入る、という展開です。前作同様、猿を相手にしたサバイバルホラーです。異なるのは、舞台が山ではなく、タイトルの通り岩の洞窟の内部で、閉じ込められたメンバーは数に限りのあるライトを頼りに、漆黒の洞窟内を探検します。ただ、難所だらけの山をろくな装備もなく縦走し続ける前作と異なり、疲労や空腹、滑落、凍傷などは敵としていない感じがあります。洞窟であることによる出来事はありますが、自然よりも敵は猿と人間がメインとして描かれているように感じました。サルは巨大なものではなく子猿の集団がメインとなります。また、序盤、なぜか宮田が森に行ってしまった理由が描かれず、前作のほうがおもしろかったかなと思ったのですが、終盤はとても良かった。安斎を始め死んでいった仲間たちの幻想が早乙女を後押しして、サルと戦うために力を振り絞る展開が素晴らしかったです。早乙女と、敵対していたある人物が共闘してサルと戦うシーンもとても良く、ラストも良かった、キレイに収まって思わず涙腺が緩む終わり方でした。前作同様、人の死にっぷりは容赦がないですが、本作もキャラクターが立っているので、死にゆくシーンは印象深かったです。なお、作中、危険な思想を持つ人物がいてパーティーをかき回すのですが、そのキャラによる不穏な場面がラストに描かれます。続編に繋がりそうな部分なので、もしあれば続編も是非読みたいですね。
4.1
『モンキーピーク』のスピンオフ作品。次回作『モンキーピーク the Rock』の前日譚で、時系列的に『モンキーピーク』より前のストーリーです。動画配信者のリョウを中心とした、"りょうちゃんねる"のネタのために猿人が出るといわれる森に入った10人の配信グループ。当初、ヤラセ動画の撮影を行っていたのですが、そこにクマが現れ、グループの一人が襲われてしまう。慌てて車に戻ったグループですが、逃げ出そうとした矢先に、巨大な猿が現れる。猿を撮影して再生数を稼ぐため一行は、カメラを構えて猿を追う、という展開です。モンキーピーク同様、猿を相手にしたサバイバルホラーとなっています。次々と被害者が出る中、有名配信者になるために狂ったように猿を追うリョウですが、そのうち帰る道がわからなくなり、森からの脱出を試みます。全2巻と短いですが、モンキーピークを同じような流れなので、モンキーピークを読んで楽しめた方は本作も楽しめると思います。なお、今回は誰かが黒幕であるようなサスペンス要素はなく、今回は10人全員が被害者です。主役っぽい人物はいるのですが、死にっぷりは相変わらず容赦ないので、誰が死んで誰が生き残るのか、あるいは全員死亡するのか最後までわからない感じでした。若い女性だろうが容赦なく体を上下に引き裂かれる描写がありますが、描写にリアル感はなく、グロさはそれほどでもないです。全2巻で次々死んでいきますが、各キャラ個性があり印象に残ります。ちなみにラストはモンキーピークのネタバレになるため、モンキーピークを読む予定がある場合は、モンキーピークから読むのがおすすめです。
モンキーサークル
レビュー(38)件
完結・全2巻
4.5
製薬会社・藤谷製薬は、薬害問題が発生し、結果として無罪判決となったが、風評が悪くなり苦境に立たされていた。そんな状況から立ち直り、社員間の結束を高めるため、レクリエーションとして社員一同登山へ出かけることとなる。その目的として選択された山は、谷川岳の次に死者数が多いとされる"しらび山"だった。順調に登山を行い、初日、キャンプで一夜を明かすが、そこに巨大なナタを持った、奇妙な猿のような生物が現れ、社員を惨殺していく。生き残ったメンバーは夜明けを待って下山を試みるが、何者かによって案内板を変えられており、山奥に迷い込んでしまう。山奥で巨大な猿を相手にしたサバイバル・ホラー作品。特に序盤は、知能が高く神出鬼没な猿が大勢の人間を次々惨殺する展開が続きます。人外の生物が無慈悲に殺戮を繰り返す系のマンガですが、命乞いする女子供をじわじわ楽しんで殺すような胸糞描写はなく、グロ度は薄めです。死体の描写も綿密ではなく、ホラー要素はありますが恐怖度はそれほど高くないと思います。序盤の中頃以降、生き残りのメンバーが限られてからは、各メンバーの個性が描かれ、猿の正体や猿に立ち向かう場面も多くなります。そして猿に協力者がいるという疑惑が発生し、今いるメンバーの誰が生き残り、誰かが協力者なのではというサスペンス要素が追加されます。よくある、人外が人を殺しまくるホラーマンガとは違い、バトル・ロワイアル的な感じがある作品です。また、そこに難所だらけの山を大した装備もなく、何日も縦走しているという極限状態であることが加わります。鎖場はもちろんのこと、気温マイナスの極寒の中、登山靴でロッククライミングしたり、烏帽子岩左稜線のような細尾根をハーネス無しで歩くようなシーンが次々登場します。登山の上級者でもない一般の社会人が、睡眠も食事も水ですら取れていない状況で、山に殺されるシーンも多いです。個人的には、登山マンガとしても読み応えのある一作だと思いました。色々要素が詰め込まれた作品ですが、テンポがとても良くおもしろかったです。ただ、終盤近くである女性が死んだのは悲しかった。生き残ってほしかったのですが、結構、悲惨な最期を遂げてしまいました。
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