安倍吉俊さんの作品の書影

安倍吉俊

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プロフィール

安倍 吉俊(あべ よしとし、英語表記:Yoshitoshi ABe、1971年8月3日 - )は日本のイラストレーター、漫画家。東京都目黒区出身。東京芸術大学美術学部日本画科卒、同大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻日本画科修了。父は棋士の安倍吉輝。姉に同じく棋士の岡田結美子がいる。2011年11月11日、同業者の女性と結婚。右の通り名前の「吉」の字は「」(「土」の下に「口」、つちよし)であるとして本人もそう名乗ってきたが、婚姻に際し戸籍を確認したところ、出生当時には当該の字は登録不可となっており、一般的な「吉」の字で登録されていたことが判明した。作家活動においては従来通り「」の文字を用いていくことを表明している。影響を受けた漫画家に、近藤ようこを挙げている。

安倍吉俊の作品

一覧

安倍吉俊の漫画作品。 イラストレーターが漫画を描くと大体は雰囲気漫画となりますが、本作もそのご多分に漏れず、内容というよりもテロテロとした雰囲気を味わうものになっています。 雑多な線が特徴な絵でどこか儚げな雰囲気がありますが、基本はギャグ漫画です。 また、本作はメディアミックスされた作品で、漫画の連載中にWOWOWでアニメ放映されており、WOWOWノンスクランブル枠が青春の人にはたまらなく懐かしい作品と思います(私も含む)。 アニメの内容は記憶に残ってないですが、最終話のエンディングテーマだけはなぜか印象に強く残ってます。 名曲ですがカラオケで歌うとドン引きされるレベルでテンションの低い曲ですし、アニメも今見ると特に作画がいいわけでもなし、もう一度見たいとは思いますが、途中で飽きる気がします。 舞台は一応、近未来となっていますが、主人公が下宿しているのは下町の銭湯であり、未来を想起させる描写はないです。 宇宙人(と言ってもほとんど見た目は地球人と変わらない)が地球人と同居している世界が舞台。 巨大なクレーターや、宇宙船の存在が言葉の端々で登場するのですが、宇宙人がいつ、何の目的で地球にやってきて、どういった経緯で一緒に生活しているのかについては言及されず、ただ、地球人と宇宙人が一緒に地球に住んでいると、どうやらそういう世界が舞台です。 主人公は貧乏な予備校生・茅ヶ崎まゆ子と、地球人によって最下層「_7」に格付けられたアンテナのない宇宙人・ニアで、物語の開始時点で一緒に住んでいることとなっていて、毒舌を吐きあっています。 破天荒なニアと、常識人だがたいそう貧乏なまゆ子の苦労の耐えない日常を描いたドタバタコメディ作品です。 社会風刺しそうで風刺せず、雰囲気で感動させてきそうで感動作にせず、物語が始まりそうで始まらずに終わった感があります。 ギャグ漫画ですが、ゲラゲラ笑える内容でもなく、今あらためて購入して読むほどのものでもないと思います。 斯く言う私自身も本書を捨てる機会は多々あって未だに大事に取っているわけで、雰囲気が好きな人はいると思いますが、それ以上にどこか人を引きつける作品だと思います。

by うにたべたい (525)
『リューシカ・リューシカ』の書影

リューシカ・リューシカ

3.35

649

発刊: 2010.06.22 ~

完結・全10巻

新刊通知

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あんたの将来が心配だ。だけどおもしろいから放置してるんだ――。少女の眼に映るのは、ちょっとズレてて、いつもフシギな新世界。「灰羽連盟」「ニアアンダーセブン」の実力派作家がゆるゆると描く、空想少女の日常生活。

『NieA_7 recycle』の書影

NieA_7 recycle

3.05

250

発刊: 2012.10.24 ~

既刊1巻

新刊通知

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2000年・2001年に発行された同タイトル2冊を1冊にまとめたコミックス完全版。地球人と異星人のハチャメチャ友情ストーリーを、脱力しながら読みまくろう!

『祝祭の街』の書影

祝祭の街

3.00

154

発刊: 2015.09.01 ~

既刊2巻

新刊通知

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『グリの街、灰羽の庭で』の書影

グリの街、灰羽の庭で

133

発刊: ~

既刊1巻

新刊通知

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初版です。 帯に微やぶれ、表紙に小やけ・3箇所微へこみ・微よれございますが、中身は概ね良好な状態です。

作品レビュー

一覧

3.3

2巻まで読みました

安倍吉俊の漫画作品。
イラストレーターが漫画を描くと大体は雰囲気漫画となりますが、本作もそのご多分に漏れず、内容というよりもテロテロとした雰囲気を味わうものになっています。
雑多な線が特徴な絵でどこか儚げな雰囲気がありますが、基本はギャグ漫画です。
また、本作はメディアミックスされた作品で、漫画の連載中にWOWOWでアニメ放映されており、WOWOWノンスクランブル枠が青春の人にはたまらなく懐かしい作品と思います(私も含む)。
アニメの内容は記憶に残ってないですが、最終話のエンディングテーマだけはなぜか印象に強く残ってます。
名曲ですがカラオケで歌うとドン引きされるレベルでテンションの低い曲ですし、アニメも今見ると特に作画がいいわけでもなし、もう一度見たいとは思いますが、途中で飽きる気がします。

舞台は一応、近未来となっていますが、主人公が下宿しているのは下町の銭湯であり、未来を想起させる描写はないです。
宇宙人(と言ってもほとんど見た目は地球人と変わらない)が地球人と同居している世界が舞台。
巨大なクレーターや、宇宙船の存在が言葉の端々で登場するのですが、宇宙人がいつ、何の目的で地球にやってきて、どういった経緯で一緒に生活しているのかについては言及されず、ただ、地球人と宇宙人が一緒に地球に住んでいると、どうやらそういう世界が舞台です。
主人公は貧乏な予備校生・茅ヶ崎まゆ子と、地球人によって最下層「_7」に格付けられたアンテナのない宇宙人・ニアで、物語の開始時点で一緒に住んでいることとなっていて、毒舌を吐きあっています。
破天荒なニアと、常識人だがたいそう貧乏なまゆ子の苦労の耐えない日常を描いたドタバタコメディ作品です。

社会風刺しそうで風刺せず、雰囲気で感動させてきそうで感動作にせず、物語が始まりそうで始まらずに終わった感があります。
ギャグ漫画ですが、ゲラゲラ笑える内容でもなく、今あらためて購入して読むほどのものでもないと思います。
斯く言う私自身も本書を捨てる機会は多々あって未だに大事に取っているわけで、雰囲気が好きな人はいると思いますが、それ以上にどこか人を引きつける作品だと思います。

ニアアンダーセブン

レビュー(8)件

既刊2巻

3.5

1巻まで読みました

NieA_7 recycle

レビュー(2)件

既刊1巻

5.0

1巻まで読みました

安倍吉俊画集「垓層宮」

レビュー(3)件

既刊1巻

3.0

2巻まで読みました

ニアアンダーセブン

レビュー(8)件

既刊2巻

3.0

1巻まで読みました

安倍吉俊画集「垓層宮」

レビュー(3)件

既刊1巻

3.0

1巻まで読みました

NieA_7 recycle

レビュー(2)件

既刊1巻

3.0

1巻まで読みました

安倍吉俊画集「垓層宮」

レビュー(3)件

既刊1巻

3.0

1巻まで読みました

安倍吉俊完全監修NieA_7 SCRAP

レビュー(1)件

既刊1巻

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