華倫変(かりんぺん、男性、1974年10月13日 - 2003年3月19日)は、日本の漫画家。大学在学中に投稿した作品が講談社『週刊ヤングマガジン』においてちばてつや賞を受賞、『週刊ヤングマガジン』で執筆、その後太田出版『マンガ・エロティクスF』等で執筆するようになる。影響を受けた漫画家は、山本直樹、逆柱いみりなど。好きな歌手は戸川純。2003年3月19日、心不全のため28歳で死去。『マンガ・エロティクスF』(2003年VOL.21の330ページ)に編集長による読者への告知文が掲載された。短編作品『張り込み』は、2001年に篠原哲雄によって映画化された。『高速回線は光うさぎの夢を見るか?』や『デッド・トリック!』は、小説家の高橋源一郎が帯で賞賛している。独特の画風で、初期は特に絵が荒い。フェチズムな性をモチーフにすることが多く、怠惰な日常描写を得意とする。
夭折の天才・華倫変、早すぎた傑作群。現実と非現実のあわいを描いた伝説の作品集が再降臨! 単行本未収録カラー&ラフイラスト多数!! 魚豊(漫画家)、TaiTan(ラッパー)、梨(ホラー作家)、にゃるら(作家)推薦! 露悪になりきれない感じとか、諦めに潜伏した期待とか、不条理のフリした単にただ面白い会話とか、90年代の重力では見えなかった本性が、世紀末の終末感を突き抜ける明るい太陽光線が、サブカルぶったやつらを振り抜いて、今、再び、漫画界を照らす! ──魚豊(漫画家) さっさと終わって欲しいのに、ずっと終わらない不条理な日常の記録。ネタバラシが一生やってこない『水曜日のダウンタウン』のよう。──TaiTan(ラッパー) 諦念も後悔もなく、ただそこにあるだけの絶望を、その漫画は景色みたいに描写する。あの人の描く世界が、私はとても好きだ。──梨(ホラー作家) 華のように醜く蟲のように美しい、幽玄の短編集。──にゃるら(作家)
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