作品数:4
ファンになる1994年の発売以降、多くの賞を受賞し、舞台化、イタリア語版の発行、ビデオ紙芝居の発売、さらには小学校4年生の国語の教科書に採用されるなど、多くの反響を呼んだ「あらしのよるに」シリーズの第3部。 <p> あらしのよるに、お互いが誰かもわからぬまま友だちになったヤギのメイとオオカミのガブ。第3部では、もう1匹のヤギ、メイの友だちのタプが登場する。オオカミのガブからみれば、友だちのヤギの友だちはごちそうだが、メイにとっては、両方とも友だち。かろうじて姿の見えない茂みのなか、タプはオオカミがいかにひどいやつかを語り始める。 <p> ガブがタプを食べてしまうのではないかというスリリングな展開に今回も目が離せない。穏やかなメイと表情がくるくると変わるガブの絵に、読み聞かせに最適なテンポのいい短い文章。タプを通じてお互いの立場を再認識し、「ひみつのともだち」になった2匹の行方を知りたいと思うのは、子どもだけではないはずだ。(小山由絵)
暗闇の中でお互いを仲間だと思いこんで、再会の約束をしてしまったオオカミとヤギ。翌日、約束の場所へ現れた2匹は、果たして親友のままでいられるのだろうか? だーいすきなごちそうと、おともだちになっちゃったら、どうする? ふたりっきりでいるときに、どんどんおなかがすいてきて、おいしそうなにおいがはなをかすめたら……? ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。