ソムリエ見習いの紫野原(しのはら)みやびは、知ったかぶりのお客の間違いを指摘し、その客を怒らせてしまった。しかし、その客の連れとして来ていた神咲雫(かんざき・しずく)のみごとなデキャンタージュによって救われる。実は彼は世界的に有名なワイン評論家、神咲豊多香(かんざき・ゆたか)の息子であった――。神の気まぐれが生み落とした“一本のワイン”を巡る、罪深き人間たちの物語が始まる。
永きに亘る探求の旅がついに終わりを迎える…。世界的ワイン評論家・神咲豊多香の遺した言葉が〈天上のワイン・神の雫〉に至る道標となる!ワインの武者修行を経て成長を遂げた雫が料理とワインの『マリアージュ』に挑む。そして『神の雫』を巡る遠峰との最終戦がついに始まる!
「あなたの心を覗かせてください」心理カウンセラー・楷恭介が、現代人の心に救いの手を差し伸べる。現実(いま)を映し出す心理サスペンス!!総合職のキャリア・ウーマンは恋人との関係に疑問を持ちつつも、彼を問いただすことができない。そのストレスは、やがて首に腫れ物となって現れて……。
メモ:202205 前月に引き続き第2部読了 システムは大きく変わらず、心理分析は十分楽しめました。 しかしマンネリというか、着地点がないままダラダラ続いていた感じです。 症状や解説は違うもののストーリーはワンパターンでした。 最後も申し訳程度に前作から引っ張った妹を出しましたが、 メインに据えるほど目立ったことはせずに退場 エピローグで次の展開を匂わせてますが、 描く気がないことは明言されてるそうです(Wikipediaより) そもそもこれ以上はゲーム内との二重生活やSNS依存のような 他所で散々やってる現代病テーマしかないんじゃないかという気がします。 早期にゴールを立てて綺麗に話をたたんでほしかったです。
by はてぃ (181)『ファイル1・高層恐怖症』一流商社の女性総合職として意欲的に働く冠野あずさは、高層恐怖症とゾンビの悪夢に悩まされ「楷恭介心理研究所」を訪ねる。楷は「心の病」の原因があずさ自身気づいていない「幼少時の記憶」にあることを突きとめ、必死に処方を施す──。