花輪和一さんの作品の書影

花輪和一

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28

『刑務所の中』の書影

刑務所の中

3.00

155

発刊: 2006.05.12 ~

既刊1巻

新刊通知

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   刑務所の中って一体どうなっているのだろう。 <br>   独房の構造は、クサい飯とは、実際どんなものなのか。トイレはどうしているのか。看守は? 囚人同士の関係は? <p>   現役漫画家である著者が、記憶をたよりに細密な絵で描く『刑務所の中』は、そんな単なるヤジ馬的好奇心を満たしてくれるばかりではなく、狭い閉ざされた空間でヒトはいったい何を思い、どんなことに楽しみを見出して過ごそうとするものなのか(「マーガリンつきのパン食」のエピソードは必見)、しみじみと教えてくれる秀作である。 <p>   巻頭にはマンガ評論家の阿部幸弘らとの対談を収録。著者が3年の懲役を受けるに至った経緯が、自戒の念を込めて語られている。あとがきでは呉智英が著者の才能が潰れることがないようにと念じながら獄中の著者と手紙のやり取りをしていたエピソードを披露している。 <p>   獄中の著者が「一日が過ぎるのがものすごく早い」と独白しているが、四六時中監視されながら複数の人間が閉じ込められている「緊迫」と、生活のすべてが看守の号令のもと受身に過ぎていく「弛緩」に、読んでいるほうもあっという間に引きずりこまれて、しばらく抜け出せなくなるのでご用心あれ。(福山紫乃)

『みずほ草紙』の書影

みずほ草紙

146

発刊: 2013.05.30 ~

完結・全4巻

新刊通知

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古くからこの国で語られ続けている昔話や御伽噺、民話……。それらの中に秘かに隠された真実や理を、鬼才・花輪和一氏が、その独特の世界観で描き切る!!

『呪詛』の書影

呪詛

136

発刊: 2014.12.25 ~

既刊1巻

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嗚呼、私だけが地獄の日々。家に代々伝わる打掛に魂が宿り、人間に生まれ変わるために虫は身を清め、幼子を亡くした母は尼僧にすがる。生に執着し隣人を憎む人々の、欲にまみれた魂は救済されるのか? 10年間の連載に書き下ろしを加えて一冊に収めた、果てしなく奇妙で眩いほどに神々しい珠玉の短篇集。

『月ノ光 新装版』の書影

月ノ光 新装版

127

発刊: 2013.02.01 ~

既刊1巻

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『赤ヒ夜 改訂版』の書影

赤ヒ夜 改訂版

123

発刊: 2013.03.30 ~

既刊1巻

新刊通知

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