里中実華

〜7

思ったよりツンが酷いね…？タイトル通り本当にハバネロだね…?️
でも、黒瀬かっこいいーーー！もう補正かかっちゃってるのかわからないけど、黒瀬彗っていう名前からかっこよくてたまらないんですけど？
無表情のイケメンが好きなんだな〜。あとこの作者さんの横顔がとても好み…綺麗…

この天然女たらし〜！ツンとデレのバランスも鉄壁のバリアの厚さもコロコロ変わって難しすぎるだろ！ちょっと近づいたかと思ったら暴言吐いたり、嫌いなのかと思ったら満面の笑みで笑ってくれたり…期待させてすぐ落とす！なんだこれ、沼すぎる。罪深い…
言葉選びも対人関係も下手すぎる。でもただただ不器用な子なのね…誤解されやすくて生きづらいよね…て思うと愛しさに変わる。ほんとに罪深い子。

実は、出会ってすぐの時からめちゃくちゃ優しいしずっと気にかけてくれるし、妹思いだし、他の女子に塩対応だし、バイトでの経験活かして女の子の理想の演出は自由自在だし、少女漫画のヒーローとして完璧なのよ…（ただ、実際に身の回りにいたとしたら絶対にぶつかっていけない。怖い。笑）

こうやって男の子をただひたすら目の保養として愛でて推す感じ、なんとなくオオカミ少女と黒王子の佐田くんを彷彿とさせる…。さすが騎士だね??
逆に言うと男の子キャラの評価が作品の評価に直結する。ずっとこの掴めない黒瀬でいてくれ。

騎士カフェでバイトしてる理由に裏がありそうだって思ったけどどうだろう。黒瀬の背景や人柄に迫りたい〜（全然裏なかった）

憑依体質のまりんは、幽霊のれいちゃんに振り回され、れいちゃんが入った状態で憧れの堀くんに告白をしてしまう。幽霊と少女が繰り広げるのラブコメディ。

まりんの内気さ、うじうじさは嫌いな人は嫌いかもしれないが、れいちゃんが付いているのでいい調和が取れてると思う。内気だったまりんの成長も巻を追うごとに伺えるのが良い。

まりんが勇気を出して、自分が憑依体質だということを掘りに伝えたが、本気にされなかったシーンは胸が痛んだ。本気なことを冗談だと受け止められてしまうほど辛いことはないよなあ。

あれこれあったがラストの終わり方は、まりんと堀くんの間の子どもとして、れいちゃんざ生まれ変わるという結末に。読了後は穏やかな気持ちになる。

2020/08/20、3巻。

寮生活で巻き起こる男女6人のラブゲームという題材が既に面白い！これから誰がどう動いていくのか非常に気になる！

わかばの恋してる表情とかちょっとしたことで喜んでいる姿の表現が上手で可愛い。

テンポ良く次々とハプニングが起こるから、読んでいてだるさを感じないのが素晴らしい。

天見くんと爽くん、どっちとくっつか見ものだけど、展開的には天見くんだろうなあと、踏んでおります。

王道三角形もの。最初あんなに冷たかった椎名くんが最後にはあんな笑顔を見せるだなんて、しっかり成長を感じさせられた。
そして和久井が死ぬほどいいやつだった。