藤崎竜

名作SF小説を原作とするコミカライズ。
根強いファンを持つ原作ですが、活字も読めず、100話以上のボリュームの旧作アニメも見れずという私にとって最適な入口が本作でした。

随所のギャグややりすぎなくらい特徴的なキャラクターデザインは賛否両論あると思いますが、壮大な物語の大筋を掴むには不足がないと思います。

銀英伝に興味がありつつも、重たい腰がなかなか上がらなかった方におすすめです。

中国古典伝奇小説を原作とするファンタジー漫画。
原作に則っているのは基本的な設定くらいで、ストーリーの骨子はかなり漫画寄りにアレンジされている。

バトル漫画にありがちな戦闘力のインフレ、格上の敵との戦いにおける特殊勝利的な勝ち筋等、話の展開に説得力があり、世界観に浸れる。

本作品の映像化は何度か行われているものの、全てコケているので、漫画で読むのをおすすめします。

【⓪昔】
・絵は個性的、話は面白い
・表紙やカラーのイラストが上手すぎる
・太公望が(キャラ立ちという点でいい意味で)全然戦ってないイメージだったが、読み直すとわりと戦ってた
・戦闘描写はちょっとわかりにくい
・でも各キャラと宝貝の魅力に溢れててそんなの問題ではない
・ギャグとシリアスのバランスもいい

・普賢真人は人気ありそうだけど例に漏れず好き
・花狐貂かわいいのに強すぎて強烈に記憶に残ってた
・趙公明戦よかったなあ。楊戩の正体がバレるくだりもいい

そういえば天化くんが好きだったなあ‥と読み始めました。
でも、ビジュアルは天化くんがスキだけど、張奎くんの成長ぶりにきゅんとした！新ヘアスタイルのほうがいいよね‥
しかし、太公望のむちゃくちゃな性格はジャンプには新鮮だったな。
ストーリー的にはなんだかんだバタバタして「えっ、死んじゃったみんないるやん‥」てなんでもありなドラゴンボール的なストーリーになっちゃったのが残念だった。途中までは面白かったのに、結局妲己はあの最後。恨みつらみはよいのか‥
とすごくモヤモヤした終わり方になった。
張奎くんと高蘭英の馴れ初めが気になりすぎる(笑)