マッグガーデン×マンガボックスで贈る新レーベル・MAGBOX第2弾作品!「絵馬に生者を描いてはならない、連れて逝かれるから――。」伴侶を得ずに亡くなった者を弔うため、絵馬に架空の人物との婚儀を描き奉納する“冥婚絵馬(めいこんえま)”。そんな風習の残る田舎町へ転勤してきた小沼正一だったが、彼の日常は不気味な少女との出会いをきっかけに怪異に蝕まれていく。恐怖と混乱の中で頼った住職に彼が見せられたのは、絵馬に描かれた“自分”の姿だった……。死後婚の禁忌を巡るジャパニーズホラー、開宴。
全4巻完結。ずいぶん前に読み終わった作品ですが、コミスペ側が修正してくれたので更新。 現時点で、近年、ここまで雰囲気があって上手く畳めてこの作品を超えるホラー作品にまだ巡り会っていません。。 独身で亡くなった人に、異性の死者を充てがって死後の世界で幸福になってもらいたいという土地の風習が残る物語の舞台となる街。両者は絵馬に描かれ、寺に祀られます。 しかし、生者を充てがってしまうと災いが降り注ぐという曰くも…。 日本のホラーな民間信仰モノ好きには垂涎の作品。 ホラーとサスペンスをうまく混ぜ合わせてあって、粗はあるっちゃありますが、全4巻とコンパクト。少なくともこういう系の漫画で粗を突くのはナンセンスですよね。雰囲気を味わえるだけでお釣りがきます! ホラー漫画好きとしては及第点以上です。
by せーふぁ (1048)1999年、とある片田舎。3人の中学生男女は、新たなツールを手に入れた。 それは時間も距離も関係なく、顔の見えない相手とも繋がることができる「インターネット」ーー。 “テレホタイム”が待ち遠しくて仕方なかった平成のインターネット黎明期を描いた新感覚ノスタルジックストーリー、開幕!
1999年代後半〜2000年初期。 この頃にインターネットを楽しんでいた人は、もう間違いなく懐かしすぎて涙を流すはず。 「Yahooジオシティーズ」「ホムペ」「自治厨」「お絵かき掲示板」「MIDI」エトセトラ… 懐かしの上記キーワードが本作では物語に絡んできます。 舞台は1999年-2000年のいわゆるネット黎明期。中学生のめぐは大好きなゲームソフトのイラストを描くことが大好き。 ある日、めぐはそのゲームのファンサイトなるものがあることを知り、次第にインターネットにのめり込んでいきます。 インターネットの海に潜っているときの表現が独特で可愛いです。この工夫が本作をひとつのマンガ作品たらしめていると思います。 初めてインターネットに触れて、BBSやチャットで同じファンと雑談し、寝不足になり、やがてオフ会にも行っちゃう。そのくだりがすごいリアル。 もちろんそれとは別に、ひとつのマンガ作品としてもとても面白かったです。 荒らし、自治厨の登場や初めて作るホムペ、同じゲームファンの友人との交流、そしてキーマンとなる4コマ漫画作家とのくだり。そしてタイトル回収。 目次や表紙デザインもジオシティーズっぽさでまくりで楽しい。 作者の詩原ヒロ先生はホラー漫画「冥婚の契」で知りましたが、振り幅がすごい。本作もとても良い作品でした。
by せーふぁ (1048)元BiSで現PIGGSの社長兼プロデューサー兼メンバーとして活躍する人気アイドル“プー・ルイ”激推し!大人気アイドルグループでセンターを飾った人気アイドル「五月メイ」こと五十嵐めい。人気絶頂の最中、突然のグループ脱退を発表…芸能界を電撃引退してしまう。そして5年後。一般人として生活を送るメイに運命の出会いが待ち受けていたーー。「オンラインの羊たち」「冥婚の契」の詩原ヒロが贈るネオ・アイドル青春譚、開幕!!
大学からの友人同士のサチとユーカは同居人でパートナー。自由奔放なユーカと自分を過小評価しがちなサチ。性格は真逆だけどお互いが何より大事な2人の社会人百合ラブコメ!